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この国の未来を考える

今回の沖縄知事選で問われるもの

故・翁長前知事の意志とは何か

 

 沖縄知事選の与党側候補の擁立がやや迷走気味です。もちろん玉城氏は候補者として申し分がないと思います。それはプロフィールを見ても、旧民主党を離党した経緯からも見ても、翁長氏が後継者として考えても不思議ではないからです。

 

在日米軍2世・玉城さんが沖縄県知事になるのは意義がある|室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイDIGITALより 824日)

 

しかしこのままでは、仮に立候補しても負ける可能性が高いと思います。

 

【沖縄県知事選】 玉城後援会が選挙支援態勢に懸念 あす小沢代表と最終判断

 (田中龍作ジャーナルより 826日)

 

 選挙ですから勝てる態勢を模索するのは当然です。けれども「オール沖縄」ありきになり過ぎてもいけないのではないでしょうか。翁長氏の言葉を思い出して欲しいのです。なぜ「イデオロギーよりもアイデンティティ」と言ったのか。

 

 そこには、どこぞのグループの支持がなければダメとか、保守とリベラルと左翼が手を組んだ、などではないのです。「オール沖縄」になったのはあくまでも結果であって、沖縄に新たな米軍基地は作らせない、という信念の下にできたもののはずです。

そしてそれは、過重な基地負担を減らしてくれ、もうこれ以上沖縄の人間を米軍人の犯罪被害者にしないでくれ、という心の底から湧きあがった叫びであり、聞く耳を持たない「ヤマトンチュウへの怒り」でもあったのです。翁長氏の行動は、それを体現したものだったからこそ多くの人が集まったのです。

 

 玉城氏が、もし出馬するのなら勝ち負けは二の次なのです。確かに負ければ大きな痛手になることは間違いありません。しかし新潟知事選のように、票欲しさに迎合して当選したとしても足を引っ張られるだけです。だったら最初から、自分の主張に同意できない人は支持をしてくれなくてもいい、と言えばいいのです。

 

 翁長氏と同じ考えだから、彼が目指したことを実現するための行動を取る、と表明すれば十分です。それは、まさしくイデオロギーよりアイデンティティになり、それに同意できない人は、ヤマトンチュウからの施しをあてにして自公の軍門に下るでしょう。むしろ、誰が「本物の琉球の民」なのかわかるはずです。


 

 

沖縄の自立とは「琉球」になることだ

 

 仮に今回の知事選で負けたとしても、そこですべてが終わるわけではありません。自公と維新の薄汚い連中たちは、自分たちこそが分断を煽っているのに、厚顔無恥にも「沖縄を分断するな」と言っています。

 けれどもこれは認識が間違っている。分断ではなく選択なのです。自立した琉球人として生きてゆくのか、それとも、ヤマトンチュウから施しを受ける「飼い慣らされた沖縄県民」として生きてゆくのか、という・・・・。

 

沖縄県知事選の前哨戦、「名護市議選」が決める沖縄の将来

(ハーバービジネスオンラインより 823日付け)

 

 この記事を読んで正直怒りを覚えました。人間はここまで堕落し、なおかつ魂まで売ることができるのか、と。

 詳細は記事を読んでもらうとして、それにしても現在の名護市長は〝最悪の人物〟と呼ぶべきです。そして公明党と創価学会は酷すぎる。末端の会員たちは善良な人が多いことは知っているけれど、それでもこれは・・・・。もうこの国にとっては〝害〟以外の何ものでもないようです。

 

 玉城氏はこれを争点にすべきです。そう、施しを受けて生きてゆくのか? と。給食費を基地交付金で賄ったら、それこそ「基地で食べさせてもらっている」となってしまうではないか。あれだけ否定してきたのに、そして事実も決して基地に依存していないのに。これではネトウヨたちが喜ぶだけだ!

 

 名護市民のみなさん、あなたたちは、自らの子供を「基地のおかげで給食が食べられた」と蔑みの対象にするのですか? 一部のアホな日本人たちの差別意識があるのは知っていると思うけれど、それが子供たちに向けられることは間違いありません。そしてこんな施しを受けたら、自ら進んで嘲笑されるようになったと、後世であなた方の子孫たちが必ず嘆くでしょう。

 

玉城デニーさん、琉球としての誇りを選挙で掲げてください。そうすれば翁長氏の後継者だけでなく、真の意味での琉球のリーダーになるでしょう。


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日本が琉球から見捨てられる日

沖縄から琉球へ

 翁長沖縄県知事が逝去しました。現役の知事が亡くなったわけですから、ある程度大きく扱われるのは当然だとしても、これほど大きく、しかも海外のメディアまで報道しているのには驚きました。

 

 翁長氏については多くの解説や論評が出ているので、私の言説など必要ないでしょう。しかし一つだけですが、色々と参考になると思いますので下記の記事を推奨しておきます。

 

差別と基地が「いじめ」を生む 翁長知事が語る沖縄デマとニュース女子

  (BuzzFeed Japan Newsより)

 

 現在懸念されているのは、翁長氏の意志を継ぐ後継者の存在で、言うまでもなく知事選の候補者です。色々と取り沙汰されていますが、やはり翁長氏の代わりになる人物がそうそういないのは当然です。


なぜなら、かつては沖縄の自民党のエースを呼ばれた存在で、しかも代々続いた保守政治の家に育った人ですから、経済人やリベラル系の候補とは基本的に質が違うのです。しかも、そんな保守のエリートが中央政府に反旗を翻した。だからこそインパクトがあり、オール沖縄と呼ばれる体制を作ることができたのです。正直、この事実は自民党のみならず、なんとか沖縄に米軍を押し込めていたい勢力には、とても衝撃的なことだったでしょう。

そして、そのキャッチフレーズであった「イデオロギーよりもアイデンティティ」という、シンプルだったけれど民族というものを呼び起こさせる言葉には説得力がありました。これだけでも翁長氏は、比肩する者は他にない政治家であったと私は思っています。どこかの国の、お友達だけを優遇する気持ちの悪い首相とは雲泥の差があります。

 


では翁長氏の後継者たる人物は出てこないのか? この問いに対してはYESでもありNOでもあります。

保守系のメディアでは、辺野古の反対勢力は〝年寄りばかり〟だと揶揄していますが、そんなこと当り前で、若い頃を思い出してください。デモや政治集会などに参加するよりも、デートしたり、友人たち遊んだり、アルバイトをしたり、旅行をしたり、そして恋をしたりと、そちらの方が楽しいに決まっているじゃないですか!

 沖縄の若者だって同じです。それと三十代・四十代の人たちだって子育てもあるし生活があるのです。だから、そうそうデモや座り込みに参加できるわけがない。けれども沖縄の人々は、ここって時の集会では多く集まりますけどね。

 


ことわざに「親の背を見て子は育つ」というのがあります。今、辺野古や他の反対運動で中心的な役割を果たしている〝オジィやオバァ〟だって、四十年前や五十年前は子育てや仕事に追われていた。そして返還前なら十代や二十代の若者だったのです。

 では、その頃からオジィやオバァは反対運動をしていたのか? もちろん復帰運動には多くの人が関わったでしょう。しかし古い映像を見ると、やはり中心なのは中年や壮年層なのです。そうです、今のオジィやオバァの親たちなのです。

おそらく今のオジィやオバァは、自分たちの親の行動をじっと見守っていたはずです。いや、その頃の親たちは、特に米軍統治下では今より弾圧が厳しかったから、若い人たちには運動をさせなかったのではないかと私は推測しています。

 当時の壮年層や中年層は、より良い沖縄を未来の人に残すために米軍と戦った。その代表的な政治家が、今でも敬愛されている「瀬長亀次郎氏」です。翁長氏も、保守の家系に育ったとはいえ、少年期から思春期にかけてカメジローの戦いを見ていたはずですから、何らかの影響は受けていると私は確信しています。

 

 

 沖縄の人々にとっては「琉球処分」以来、ずっと戦いの歴史でした。ですから戦う相手や内容が変わっても、親から子へ、そしてその子から子へと、言葉ではなく背中で伝えてきたのです。だから私は心配していません。今の若者たちも声は出さなくても、オジィやオバァの背中や、自分の親たちの背中をじっと見つめているはずなのです。

そう、いつの日か、彼ら彼女らが戦いの主役となるために。間違っても〝ヤマトンチュウ〟〝基地を押しつける日本人〟には、そんなDNAや伝承は存在していないのです。

 

 

 これは私の推測ですが、次に沖縄の人々の心を掴むリーダーは「琉球人のアイデンティティ」または「琉球民族の誇り」を訴える人物だろうと考えています。

 沖縄という名称は明治政府に無理やり与えられたものですから、ある意味屈辱の象徴でもあるでしょう。そう考えると、今、米軍基地の存在を許容して、その代金として日本政府(大和民族)から金をもらおうとする人々を「沖縄の人」と呼ぶべきかもしれません。その対称として、断固反対して民族自決という、世界から認められている権利を行使しようとする人々を「琉球の人」呼ぶべきではないでしょうか。

 

 

 そして、私は沖縄県民ではない! 琉球の民だ! 琉球民族は日本人ではないと訴える人々が多数を占めた時、琉球は日本から独立をする時でしょう。それは日本が沖縄を見捨てたのではありません。琉球が日本を見捨てたのです。

翁長知事は、あくまでも琉球独立論には否定的でした。当然です、保守政治家ですから。もちろん真の意味での、ですが。しかしそれはある意味、翁長氏の限界でもありました。本当は自覚していたと思うのです。現状では押し潰されてしまう、それに抗うには「独立」しか方法はない。しかしそれを言い出したら保守ではなく、オール沖縄も崩壊してしまうと・・・・。翁長氏のジレンマを彼の悲痛な表情から私は感じていました。

 

 

 正直知事選は予測がつきません。けれども結果がどうあれ、日本政府と日本人が今のままなら、沖縄から琉球へと意識が変わるのは止めようがないでしょう。むしろ安倍政権のやり方は、そうなるように追い込んでいるとさえ思えます。

 ひとまず知事選を注視しますが、今は翁長氏の冥福を祈るばかりです。合掌


深い闇を持った、この国の首相

総理大臣が過去に選挙妨害?

 これだけ暑いと記事を読むことや文章を書くことが億劫になります。エアコンをかければ凌げますが、掛け過ぎも身体には良くありませんからね。人生を社会の末端で生きてきましたから、エアコンがない仕事場も(外ですけれど)珍しくなかったので、基本的に暑さには強い方ですが、安倍関係者が色々とやらかしてくれるので、寝苦しい夜がまだまだ続きそうです。

 

ということで今回は簡単にします。まずは下記の動画をぜひ観てください。

 

1-1【対談】山岡俊介×寺澤有氏(安倍首相・重大スキャンダル)第106回草の実アカデミー 2018.07.28

 

2-2【質疑応答】山岡俊介×寺澤有氏(安倍首相・重大スキャンダル)第106回草の実アカデミー 2018.07.28

 

※リテラでも、この件については記事を掲載していますので、全体像を知るにはそちらも参考にしてください。

 

 事件については、当時「噂の真相」という雑誌を読んでいたので知っていました。ただ当時でも、なぜか全国紙での報道は小さかったと思います。
 まぁ昔から、特に自民党については暴力団との関係はありました。ただしそれが右翼団体なのか暴力団なのか、その判別が難しい部分もありますけれど。ついでに言えば「組合潰し」にヤクザが使われたのは公然の事実ですしね。ですから驚きはしないのですが、やはり問題は安倍晋三という人間の特性です。

 

この問題に限らずですが、安倍晋三氏は「抗う人間をとことん貶める」という記事をよく目にします。とにかく粘着質というか、陰険で陰湿だとか・・・・。
 この件が事実かどうかは私には判断できませんが、一つだけ言えるのは「人間性に深い闇」があることです。さらに言えば安倍晋三氏は、間違いなく「歴史に名を残す」でしょう。それも〝稀代の悪人〟として。
 良かったですね、安倍さん。あなたのお爺さんと同じになりましたよ。しかも〝暗殺〟を繰り返し行った明治の元勲たちとも肩を並べるかもしれません。なぜなら安倍さんがやっていることは社会的抹殺ですから、現代版の〝暗殺〟と言えるからです。

 

 

 

東京新聞・84日朝刊より

女性減点「#怒っていい」 ツィッターに怒り、批判拡大
という記事の中に、こんな文章がありました。
▲フランス大使館も呼応。「一律減点」「東京医大」などのハッシュタグを付けた上で、自国の大学医学部では女子学生の割合が2016年は64.1%と紹介し「皆さん、ぜひフランスに留学してください」と投稿。フィンランド大使館も「女性医師の割合は57%と世界で三番目に高いんだ」とつぶやいた。(赤字は筆者)

 

 できればフランスかフィンランドで老後を過ごしたいと思ってしまいました(笑) でもねぇ、もし私に娘がいたら「日本に未来はない、女性を大切にする国で生きろ」と言うでしょう。もっとも前回も書きましたが、気の利いた日本の女性は、すでに出ていっているか、もしくは出ようとしているでしょう。
 でもそれは、本当は困るのです。なぜって? だって杉田水脈議員みたいな女性ばかりになってしまう・・・・、うわぁ、想像しただけで〝吐き気〟がしてきた
 どうか賢明な日本の女性のみなさん、もっと怒って、この国を変えてください。老人という部類に入った私も、微力ですが手伝ってゆきたいと思います。

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カイトアキラ

Author:カイトアキラ
2019年は強権国家への道を阻むことができた最後の年だったと、20年後や30年後に言われているかもしれません。もっともその時、日本という国家または日本人という民族が存続しているのかわからないけれど。
今夏には参院選があり、同日選も取り沙汰されています。ここで、少なくとも参院選で与野党が逆転しなければ「安倍独裁」が冗談ではなくなるでしょう。けれども野党の動向を見ていると心もとないと言うしかありません。しかし諦めたらそれで終わりです。微力ながら発言を続けていきます。

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