この国の未来を考える

哀れな安倍信者たちの「論なき論」

断末魔の声を上げる「安倍応援団」たち

年明け当初に、ここまで安倍政権がガタガタになると誰が想像できたでしょうか。2月に森友学園事件が発覚した時に、もしかしたらニクソン大統領を辞任に追い込んだ「ウォータゲート事件」のようになるのではと思いましたが、現在の状況は私の予測を遥かに上回ったものになっています。
 もう少し野党勢力が強ければ、すでに辞任に追い込まれているはずなのですが、3分の2という現実がそれを阻んでいます。今さらそれを嘆いていても仕方がないので、真相の追及と辞任を求める声を出し続けていきましょう。

 

ところで、未だに「安倍応援団」「安倍信者」「おバカなネトウヨたち」がアホな言説を振りまいています。大別すると以下の通りです。

1文科省は内閣府との議論に負けたので、その恨みを晴らそうとしているだけ
2加計学園の選定は法令に則って行われているので問題はない
3贈収賄などの事件性はないのだから安倍首相に責任はない
4あくまで「疑惑」であって、それらは何ら証明されていないのに偏向したメディアが「倒閣」に走っている。

 

 1についてですが、前回の記事で書いたように郷原氏によって徹底的に論破されているのに、今週のダイヤモンドオンラインで高橋洋一氏が反論にもならない文章を掲載していました。あまりに粗雑なので取り上げる気になりませんが、一つだけ指摘しておきます。
(冒頭部分から引用・赤字は筆者)

・・・・一部メディアでは「加計疑惑、証拠なき否定」と報じられている。これはいわゆる「悪魔の証明」である。つまり、ないことの証明は困難であるので、法のことわざとして、「否定する者には、挙証責任はない」がある。

 

もう最初からデタラメです。否定する者には挙証責任はない、ということなどあり得ない。この通りなら、なぜ冤罪が生まれるのでしょうか? 
 裁判では、犯罪を立証するのが検察で、無罪を主張するならそれを立証するのは弁護側です。まさかこんな初歩的なことも理解していないとは。さらには「法のことわざ」とは? いった何のことやら・・・・私の人生の中でも初めて聞く言葉です。ぜひ高橋氏には、あなた以外で誰か使っている人がいるのか、または、この言葉を使用している文献があるのなら教えてほしいですね。

 

密室での出来事について当事者の言い分が食い違った場合、「あった」と主張する方が印象としては強くなり、「なかった」と主張する側の方が不利になる傾向があります。そうなると「なかった」側が「ない」ことを証明することは相当な困難が予測されるので、司法の世界ではそれを「悪魔の証明」と表現しています。
 確かにその通りで、二人だけの密室であれば第三の証言者は存在しませんから、残された手段としては物証が存在するかどうかです。けれども、この「悪魔の証明」が該当する犯罪の特性は、時間の経過と共に物証が乏しくなるか、または最初からないことなのです。
 どのような犯罪かというと「強姦」「準強姦」「贈収賄」または「詐欺」などでしょう。要するに〝密室で二人だけ〟という条件が大半を占めるのです。最近の例で言えば週刊誌報道によって仕掛けられた、都知事選に立候補した鳥越俊太郎氏の「疑惑」でしょうか。まさに二人だけの密室の出来事でしたから鳥越氏側の弁護士が「悪魔の証明」と言ったのです。

 

では安倍首相や萩生田官房副長官、または各補佐官のケースが「悪魔の証明」に該当するのでしょうか? 結論から言えば、まったく該当しません。何よりも密室ではないからです。確かに前川氏と和泉補佐官は二人だけで会っていますが、役所の一室を密室とは言いませんし、公的な役職を担った人間同士の会話ですから、それぞれの言った言わないがあったとしても、どちらに説得力があるのかを状況で判断されるのは当然のことです。
 萩生田官房副長官に至っては物証となり得る文科省の文書があります。正式な行政文書ではないから証拠能力がないと強弁しますが、仮に裁判になれば判断するのは裁判官ですよ。少なくとも事実認定の際の有力な補強材料になることは間違いありません。
 以上のことから「悪魔の証明」などという言説がすり替えであり、如何に陳腐なものか御理解頂けたと思います。


2については「利益相反」と「コンプライアンス」の問題として郷原氏から指摘されています。安倍さんを擁護したいのなら、これらの指摘に反論すべきです。まぁ無理でしょうけどね。状況証拠の全てが「お友達に便宜を図った」ことを示していますから。

 

3については建設費の水増し疑惑があります。さらには補助金問題も。最初から丸見えの犯罪なら捜査当局は苦労しませんよ。ですから現段階で犯罪が見えないからと言って、その要素もないと断言ができるはずなどありません。
 ところで面白い記事を発見しました。加計学園ではありませんが示唆に富んだ内容になっています。

 

森友問題:特捜検察の存在意義が問われる問題となってまいりました

(BLOGOS 八木啓代)

 

4ですが、正直言ってアホらしいの一言です。前川証言が出るまでのメディアを思い出してください。安倍政権を批判していたのは、ごくごく一部のメディアだけでしたよ。今の状況を招いたのは、問われたことに対して「説明責任」が果たせないからであって、それこそ「自業自得」ではないでしょうか。
 まぁメディアに責任転嫁するのは「安倍応援団」「おバカなネトウヨたち」の常套手段ですが、それだけ焦っている証拠でしょう。

 

 

「安倍応援団」「安倍信者」「おバカなネトウヨたち」が発狂しそうな現実

何度も言及していますが、加計・森友・レイプもみ消し疑惑、さらには日報の隠蔽問題などは、統一された野党政権の誕生か、もしくは検察が捜査に乗り出さない限り真相解明はできません。そういう意味では、この夏から新しいステージに入ったと考えて良いでしょう。それは「安倍さんの退陣」です。


このような前提に立てば、安倍応援団たちのアホな言説に反論するくらいなら、そのエネルギーを「倒閣」に費やすほうが、より生産的ではと思い始めています。そんな時に面白い記事を発見しました。

 

年寄り民主主義とテレビ番組に反政府を煽られて勝敗が決した仙台市長選

(YAHOOニュースより)

 

この記事の筆者は、まぁ自民党寄りの方なのでしょう。いわゆる「シルバー民主主義」を揶揄していますし、御多分に洩れずに偏向メディア批判をしていますから。
 それはそれで構わないのですが、いみじくも記事の中に提示したデーターが、これからの日本の行く末を暗示していることに、どうも御本人は気づいていないようです。

 

 記事の中に、先週行われた仙台市長選の年代・性別の投票行動調査がありました。注目すべき点は、20代~30代男性の55%超が安倍政権を支持しているのに対して、50代~60代女性の支持率は18%~22%と記されていたことでした。ちなみに全体の投票率は44.52%ですが、65歳~69歳の女性の投票率は66%と国政選挙並みに突出していることも指摘していました。

 

 筆者は「50代以上の女性の反安倍シフト」と表現し、これからの選挙に大きく影響してゆくであろうと言及しています。さらに、支持率低下の最大要因が「安倍首相の人柄が信用できないから」という理由になったのは「テレビの影響が絶大だ」としています。私は同意しませんが、このような見解を持つのは自由です。ただタイトルにもあるように、年寄り民主主義とバカにして、テレビが反政府を煽っているなどと言っているようでは、この現象が何を意味するのか永遠にわからないでしょう。

 

『男性は頭で物事を考え、女性は子宮で考える』という説を、私は若い頃からよく聞かされてきました。典型的な女性蔑視の表現として今では非難されますが、これをもっと簡潔に言い換えれば『男性は理屈を重んじ、女性は感性を大切にする』ということでしょうか。
 なぜこう思うかというと、これは決して女性蔑視ではなく、世の中にとっては女性の感性が如何に大事であるかを肌身に感じているからです。もちろん若い時からそう思っていたわけではありません。自分自身の体験や、地域に関わるようになって50代や60代の女性たちとの交流が増えたのが影響していると思います。

 

はっきり言って私は20代や30代の男などまったく信用していません。理由は簡単で、未熟だからです。芸術やスポーツの分野なら構いませんが、特に政治の分野では危なっかしくてとても任せられない。いつの時代でも〝暴走〟するのは若者だからですが、その反面、社会変革するのは若者というのも歴史が証明しています。
 けれども私は疑念を持っています。これからも本当に若者が変えてゆくのだろうか、と。むしろ本当に必要なのは〝成熟した人々〟なのではないか、と。

 

50代・60代の女性たちは子育てを終えて、今は親の介護に勤しんでいる人が大半です。その中には地域活動もやって、子供や弱者たちの手助けをしている人もいます。正直言って忙しくて、とてもじゃないけれどワイドショーを観ている時間などない、という声を私はよく聞きます。けれども世の中に関心がないわけではなく、ニュースなどはきちんと視ているようです。ただ、新聞をゆっくり読む時間がないと嘆いていますが。

 

バカな男たちが〝国家〟や〝安全保障〟や〝アホノミクス〟を語っている横で、多くの女性たちが地域社会を支えながら、親たちを介護して旅立ちの時には見送っているのです。言っておきますが、このような人生を歩んでいる女性たちの眼力を侮ってはいけません。彼女たちの前には、下手な理屈など通用しない否応のない現実があるのです。それに対処できるのは「人間性」しかないのです。

 

ですから、このような女性たちの判断基準は「信用できる人なのか」「この人に任せても大丈夫なのか」であり、「誠実さを感じられない」人間を容赦なく嫌います。要するに理屈ではなく、実際に何をするか、もしくは何をしたかです。当然そこには「誠実さ」を感じられるかという「感性」も入ってくるのです。
 もう一つ付け加えておくと、地域で生きる女性たちは年代別の繋がりもありますから、30代や40代の女性たちが地域に関わりを持ち始めると、その影響力は大きいと指摘しておきます。

 

一時的な揺り戻しはあるでしょうが安倍さんの支持率の回復は難しいでしょう。女性たちは一度見限ったらテコでも戻りませんから。いつもでも未練がましいのは、だいたい男の方で、信頼できないと感じた女性の意志は強固だと理解すべきです。ですから今頃になって低姿勢に転じても、むしろ逆効果で、女性の記憶力を侮ってはいけないのです。男の不誠実な態度や言動は決して忘れませんから。
 子供を育て、夫の世話をしながら地域に関わり、そして親を見送ることを実践してきた女性こそ、私は最も「成熟した人々」ではないかと感じています。男たちが企業人や官僚としてどんなに出世しても、引退して地域に帰れば「ただのおじさん」なのです。そしてその時に初めて気づくでしょう、如何に自分が未熟であるかということを。

 

これからが楽しみになってきました。おバカなネトウヨたちは、おばさんたちを弱いと思って攻撃をしてきますが、この連中は「本当の強さ」を知らないのです。いつか必ず「おばさん世代」から逆襲される日がやってくるでしょう。
 そして最後に付け加えておきます。50代~60代の女性たちを理解し、その支持を受けた政治家こそ、次のリーダーになると思います。そうなった時は「おバカなネトウヨたち」が発狂する姿を笑ってあげましょうね。

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Author:カイトアキラ
もうすぐ老人と呼ばれる年齢になりました。
今までオートレース・ギャンブルについて書きましたが、今の日本の状況を考えると、たとえ影響力がなくても、もしかしたら若い人たちに響いてくれたら、という微かな希望を持ってブログを続けようと思います。
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