この国の未来を考える

平然とウソをつく安倍首相

北朝鮮には日本を侵略する国力も軍事力もない

 序盤戦の選挙情勢が出始めました。やはり予想通り自公が優勢のようです。野党分裂というよりも最大野党が実質的になくなってしまったのですから当然ですが、決して諦めずに22日の投票まで盛り返すように頑張るしかありません。

 

さて先日の党首討論会で安倍首相が「侵略されたらどうするのだ」と吠えたようです。これは自衛隊を容認していない共産党に対して向けられた言葉らしいですが、相変わらずというか、アホらしいというか・・・・もう、どのくらい呆れたのか覚えていません。

 

党首討論なるものや、選挙が始まると繰り広げられる討論会を私はまったく見ません。その理由は色々あるのですが、特に近年は、安倍首相の顔を見たくないからです。なにしろニュースの短い時間ですら話しぶりの異常さに気持ちが悪くなってしまうので、ましてや長丁場の討論会では、自らの健康に害を及ぼすのでこれからも避けるつもりです。
 それでも新聞やネットニュースなどで発言の内容が報じられますから、一応は目を通します。前述したこともネットニュースで知りました。

 

実は理解しているけれど〝煽るためにウソを言っている〟のか、それとも自衛隊幹部や軍事専門家から説明されても理解できる能力がないのか、その実態は私にはわかりません。けれども私程度の軍事知識で、さらに中学生並みの理解力があれば〝北朝鮮が日本を侵略することはできない〟ことなどわかるはずなのですが。

 

 まず侵略の定義ですが、ここでは軍事力(正確に言えば軍隊)による「占領を目的とした攻撃」とします。破壊だけを目的とした攻撃を侵略とするには無理があります。具体的な例では、日本軍による朝鮮半島や中国大陸に向けた攻撃、さらにはアジア各国に向けた攻撃です。近年では湾岸戦争のきっかけになったイラクによるクエート侵攻や、旧ソ連のアフガン侵攻もそうでしょう。私自身はイラクにおけるアメリカの行為も侵略だと考えています。

 

このような前提に立って考察してみると、侵略を行うには多大な軍事力が必要で、なおかつ軍事力で優位に立っていないと不可能であることが理解できます。上記した数々の侵略行為でもこの二点は共通しているのです。
 では現在の北朝鮮と日本を比較してみましょう。と言っても軍事オタクのように兵器の性能を比べたり、数字上のデーターを並べるつもりはありません。なぜならこれから記すことは軍事の世界では常識だからです。

 

●北朝鮮には最新戦闘機がないので、現状では韓国空軍に簡単にやられてしまう。さらには航空自衛隊でも単独で撃破が可能だ。
 これは制空権の問題ですが、ほとんどの人が理解している通りで、制空権を持った方が勝つことは第二次大戦から常識になっています。

 

●北朝鮮に空軍があるかは知らないが、日本本土を空爆する航空機を持っていると聞いたことはない。仮にあったとしても簡単に撃ち落されてしまう。
 今さら説明するまでもないですね、かつての日本軍とアメリカ軍の関係と同じです。戦闘機同士の空中戦で負けているのに、そこへ爆撃機を飛ばすなど自殺行為になってしまいます。

 

●もし北朝鮮が大量の兵士を上陸させようとして大船団を組んだとしても、制空権がなければ航空自衛隊の格好の餌食になってしまう。
 これも当り前のことですが、例えば、第二次大戦のヨーロッパ戦線におけるノルマンディー上陸作戦ですが、もしドイツ軍が空から攻撃できれば全滅してしまいます。なぜできなかったのか? もうおわかりでしょう。
 もう一つ例を挙げれば朝鮮戦争時のアメリカ軍による仁川上陸でしょうか。これも北朝鮮軍と中国軍の空からの反撃はまったくありませんでした。当然です。なにしろ北朝鮮は戦闘機を持っていなかったし、中国軍の戦闘機では航続距離が足りなかったからです。

 

以上のことから、いわゆる通常兵器による「侵略を目的とした攻撃」が不可能であることが理解できると思います。しかしだからと言って〝安全〟なのかと言えば、決してそうではありません。なぜなら現在の「戦争」は通常兵器が〝無力化〟しつつあるからです。このことについては機会があれば書くつもりですが、無力化の意味は、要するにミサイルによる攻撃(核も含めて)が主力になったからです。しかも近年では、それにサイバーテロや生物兵器も加わりました。簡単に言えば戦争の形態が大きく変容したのです。しかも戦争当事者だけでなく、周辺国家や人々までをも滅亡へと導く恐ろしいものになっているのです。

 

もともと日本は、いわゆる大和民族を中心とした国家形式が誕生して以来、ただの一度も侵略をされたことがありません。その最大の理由は、このブログで何度も書いた通り、周囲を海で囲まれているからです。海が天然の防護壁となったからです。アメリカとの戦いに敗れましたが、これは侵攻ではなく〝降伏〟によるものですから侵略には該当しません。
 仮にですが、もしアメリカ軍が本土上陸を敢行したら多大な犠牲とコストを払ったでしょう。アメリカの国力にも影響するような経済的負担が発生した可能性も極めて高い。でもまぁ余談なりますが、アメリカは絶対に上陸などはしなかったでしょうね。なぜなら、そんなことをするよりも原爆を落とし続けた方が遥かに安上がりだからです。そして最後に残った朝鮮半島からのルートを完全に遮断してしまえば、日本が干上がって降伏するのは時間の問題だったでしょう。それゆえにアメリカ的な合理主義を考えれば、上陸作戦などという愚かな選択は絶対にしなかったはずです。

 

けれども、なのです。21世紀は戦争や侵略の概念を変えてしまいました。たった一発の核ミサイルで何十万・何百万の人々が死ぬ可能性が出てきた。しかも核攻撃をしてしまったら占領どころではなく、相当な年数において人間が住めない環境になってしまうのです。これらを考えれば、もう21世紀は〝ゲーム〟のように戦争を語ることはできなくなったのです。ところがこの国の首相は、自らの保身と愚かな野望のために、ありもしない「危機」を煽っている。これほど腹立たしいことがあるでしょうか。

 

ちなみに指摘しておきますが、正式名称・朝鮮民主主義人民共和国は国連にも加盟して150国以上と国交を結んでいます。世界的に見れば国家として認められていると考えるべきかもしれません。一応そのような国の政府が、核を保有したからといって、敵対していない国を脅したり、さらには攻撃をすることなどないと言っているのです。ほとんど報道されていませんが。
 もちろん信じる・信じないは自由です。けれども安倍首相は、北朝鮮は核廃棄を日本と約束したとも言っていますが、これはウソです、平壌宣言を読んでみてください。さらには北朝鮮から脅されている、とも言いました。
 いったい、いつのことでしょうか? どのような方法を用いて脅したのでしょうか? 脅かされた具体的な内容は公表しないのでしょうか? ところで証拠となるような文書もしくは音声記録は当然あるのでしょうね? 

 

安倍首相よ、あなたが「対話より圧力」とか「異次元の圧力」とか「話し合いのための話し合いは意味がない」とか言って相手を刺激して、さらに危険度を高めているとは思わないのですか? それも、アメリカの影に隠れて言っていることを恥ずかしいとは思わないのですか?
 ところが日本人の多くは、それも若い世代たちが、こんな言動を毅然としているとか、頼もしいとか思っているようですね。本当はこういう行為こそ「卑怯」と言うのですよ。アメリカ以外の世界の指導者たちを見てください。安倍首相と同じことを言っている人は誰もいませんよ!

 

みなさん、くれぐれも安倍首相のウソに騙されないでくださいね。ところでマツコ・デラックスさんですが、安倍首相のことを「馬鹿」と表現してネトウヨたちに叩かれているようです。なんか名誉棄損に該当するとかしないとか。
 ちなみ名誉棄損とは、虚偽であることが明らかな表現を用いて相手の信用を貶めることですが、どうなのでしょう、馬鹿という表現は虚偽でしょうかね・・・・みなさんはどう思いますか?
 私はこのブログで、安倍首相は精神性疾患があるのではないか、と書いていますが、これも名誉棄損かな? 今のところ訴状は届いていないけど・・・・

 

マツコ・デラックス「安倍首相は馬鹿の象徴」発言にネトウヨが炎上攻撃! 総理への揶揄は名誉毀損じゃない!

 

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Author:カイトアキラ
もうすぐ老人と呼ばれる年齢になりました。
今までオートレース・ギャンブルについて書きましたが、今の日本の状況を考えると、たとえ影響力がなくても、もしかしたら若い人たちに響いてくれたら、という微かな希望を持ってブログを続けようと思います。
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