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作られた北朝鮮危機と安倍首相 その5

北朝鮮危機とはいつからなのか?

 私たちは北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)という国家の動向をどれだけ知っているのでしょうか? いったいいつから核開発を始めたのか、いったいいつミサイルによる攻撃能力を持ったのか、それらを正確に答えることのできる人は少数でしょう。ですので、ここで簡単に歴史を振り返ってみます。

 

1965年、旧ソ連の支援で研究用の原子炉を稼働
1964年に原子爆弾を保有した中国に協力を求めたが拒否されたと言われている。

 

1982年以降、アメリカの偵察衛星によって新たな原子炉が建設されていることが判明
※旧ソ連を通じでアメリカがNPT(核不拡散条約)への加盟を北朝鮮に働きかける。

 

198512月、北朝鮮がNPTに署名、国際原子力機関(IAEA)の監視下に入る
・ 〃  12月、旧ソ連と「原子力発電所建設における経済・技術協力協定」
※原子力利用はあくまでも平和目的に限定。

 

1990年、旧ソ連と大韓民国が国交樹立
※北朝鮮は、原子力発電所の協定にある平和目的利用の破棄を旧ソ連に通告

 

1991年、旧ソ連が崩壊し、ロシア共和国などに分散される
1991年、韓国と北朝鮮が国連への同時加盟を認められる
1992年、中国と韓国が国交樹立

 

1993年、北朝鮮はNPTからの脱退を宣言
5月に日本海に向けて「ノドン」を発射、事実上日本が射程に入る。
6月、米朝共同声明では、北朝鮮は脱退の「実現」を停止し、宣言した7つの施設の査察に同意する。米国は核兵器を含む武力による威嚇・行使はしないと約束

 

19943月、IAEAの査察中止
・ 〃 6月、IAEA理事会が北朝鮮への技術協力をすべて停止
・ 〃 6月、北朝鮮がIAEAからの脱退を宣言
・ 〃 6月、カーター元大統領が北朝鮮を訪問
・ 〃 10月、米朝「合意枠組み」調印
※合意内容は、核開発の凍結と国交正常化への枠組み。
※当初アメリカは北朝鮮の核施設への航空攻撃を計画。しかし当時の在韓米軍司令部は全面戦争となる可能性を指摘し、最初の90日間で米軍に52000人、韓国軍に49万人の死傷者が出ると予測して、民間人まで含めると約100万人の死傷者が出るとした。この報告に驚いた当時のクリントン大統領は攻撃を断念して、北朝鮮にカーター元大統領を特使として派遣した。


1996年、ソ朝友好協力条約は更新されず
1998年、ミサイル発射実験を行う
2000年、ロ朝友好善隣協力条約を締結 軍事同盟の条項は削除される
※ロシアと協力関係を深めた韓国は、ロシアの支援によってロケットの打ち上げを行う。

 

20029月、日朝首脳会談を行い「平壌宣言」に署名
20031月、北朝鮮が再びNPT脱退を宣言
20045月、再び小泉元首相が訪朝
20145月、ストックホルム合意(日朝合意)
※この中で北朝鮮は拉致問題の再調査を約束したが、これは2002年に発表した「8人死亡」を実質的に白紙にしたことを意味する。

 

北朝鮮による核実験
2006年・2009年・2013年・20161月と9月・2017
北朝鮮によるミサイル発射実験
1993年・1998年・2006年・2009年・2012年・2013年・2014年・2016年・2017

 

 

とりあえず目立った事柄を列記してみましたが、調べれば調べるほど実際には他に様々なことが起きています。それらを取り上げたらきりがないのですが、上記の経過を見ただけでも理解できるのは、北朝鮮の孤立化が年を追うごとに増していることです。そしてそれに比例するようにミサイル発射実験と核実験の回数が多くなっているのは、各国の圧力に逆らうかのように技術が向上していることを意味しています。

 

結論から言えば、アメリカがどんなに努力しても結局は「核を保有してしまった」、しかもミサイル到達能力まで「確保してしまった」のです。ここまでになると、今さら善悪を言っても仕方がありません。けれども年表を追えば、少なくとも「停止」させるチャンスがいくつかあるのがわかります。日朝首脳会談と平壌宣言は、その中でも最たるものでしょう。

 

ところで年表を追っても、いったいどこからが「北朝鮮危機」なのかさっぱりわかりません。しかし現時点ではっきりしているのは、やはり1993年と1994年でしょうか。少なくともアメリカは本気で攻撃を考えたことが確かですから。けれども今から二十年以上も前ですが、当時の日本にそんな危機感はありませんでしたよ。まぁ一部の人間だけが共有して情報を隠蔽していたのでしょうが、もし公表されていたら大騒ぎになったのは間違いないと思います。

 

確かに、2012年以降からミサイル発射実験が頻繁に実施されています。ちょうど五年前ですから第二次安倍政権と時を同じにしていますね。まったくの偶然でしょうか? 
 だけど第二次安倍政権が誕生した時、安倍首相は北朝鮮の脅威を口にしていましたか? 選挙でも国会の答弁でも言っていませんよね? 口にしていたのは拉致問題だけで、安保法制審議の時だって北朝鮮の脅威を言っていましたか? 言ってないですよね。
 もう誰もがわかっていることですが、不支持率が危険水域に達した時、まるで申し合わせたように北朝鮮がミサイル発射や核実験を行いました。まさしく「政治利用」したのです。

 

年表をみれば理解できる通り、北朝鮮の国家存亡を賭けた行動は昨日今日始まったのではない。長い歴史の中で苦闘を繰り返しているのです。北朝鮮を擁護するつもりはないですが、追い詰められてうえでのこと、とも言えるのです。どちらが正しいなどと言うことは不毛でしかなく、今の日本に求められるのは、無用な争いはしない、結果として人間が二度と住めなくなるような行為しない、そのためには何をすべきか。それしかないのではと思えてなりません。

 

しかし私が最も恐れているのは、北朝鮮が「日本憎し」一辺倒になった時です。もし北朝鮮の滅亡がはっきりした時に巻き添えにするのは、同胞である韓国人よりも、アメリカの影に張り付いて敵対している「憎き日本人」になりはしないかと。なにしろ差別主義者がゴロゴロいる国ですから。
 安倍晋三氏が首相である限り、この脅威は増々高まってゆきます。みなさん、本当にそれで良いのですか?

 

※東京にミサイルが撃ち込まれたらどうなるか、できたら参考にしてください。

北朝鮮・米国開戦の危機を回避せよ デモタイ選挙スペシャル②

  (デモクラシータイムスより)

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Author:カイトアキラ
2019年は強権国家への道を阻むことができた最後の年だったと、20年後や30年後に言われているかもしれません。もっともその時、日本という国家または日本人という民族が存続しているのかわからないけれど。
今夏には参院選があり、同日選も取り沙汰されています。ここで、少なくとも参院選で与野党が逆転しなければ「安倍独裁」が冗談ではなくなるでしょう。けれども野党の動向を見ていると心もとないと言うしかありません。しかし諦めたらそれで終わりです。微力ながら発言を続けていきます。

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