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投票に行かないことは、反対したことにはならない

投票に行かないことは現状肯定と認めざるを得ない

 意味不明な選挙が終わって二週間が経ちました。運悪く私は、自らの引越しが重なったため忙しい毎日を送る羽目に陥ってしまいましたが、選挙が決まる前に引っ越しを予定していたので、まったくこんな時に、と恨めしく思ったものです。しかも結果は選挙前と変わらず、再びあの人の顔を見続けることにうんざりしています。ただ良かったことが一つだけありました。野党が整理されたことは、これからの日本にとってプラスにはなっても、決してマイナスになることはないからです。

 

 選挙についての論評は出尽くした感がありますが一つだけ言わせてもらえば、2009年には投票をしたけれど、その後の2回の衆院選では投票所に行かなかった約1800万近くの人々は、やはり今回も足を運ぶことはありませんでした。この結果から言えることは、自公以外の政権を目指す側は、これらの人々を再び投票所に向かわせることができない限り「敗北」が永遠に続くという現実です。

 

 現在の選挙制度に欠陥があることは言うまでもありません。しかし、だからと言って〝民意〟を反映していないとは言えません。確かに四割程度の得票数で七割もの議席を獲得するというのは理不尽です。けれども投票率が53.68%という事実を冷静にみれば、自公政権には賛成ではないけれど〝反対〟でもない、という層が確実に存在しているのです。

 

 現在の日本には約1億人の有権者がいます。投票行動の内訳を見ると今回の選挙では、比例区で自民が約33%、公明が約12%で、小選挙区では自民が約47%、公明が1.5%になっています。得票数でみると比例区の自民は約1850万票、公明が約690万票で、小選挙区での自民は約2650万票、公明が約83万票になっています。これらの数字は自民が小選挙区で如何に強いかを示していますが、逆に言えば、小選挙区で負ければ政権が交代することも示しているのです。

 

 2009年の衆院選は、まさに逆現象が起きて民主党政権が誕生しました。前述した1800万の人々が民主党に投票したからです。この「1800万」の人々は決して自公支持者ではない。けれども他の政党を支持しているわけでもない。いわゆる「無党派層」と呼ばれる人々ですが、必ずしも政治的無関心でもなく、自らの一票で変化を起こせると思えば投票所に足を運ぶ人たちなのです。その証拠が2009年の衆院選だったのです。あの時は「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズが浸透し、自民党以外の政治への期待が高まりました。要するに投票行動が〝変化〟へと結びつく実感を伴っていたのです。

 

 今回の選挙では野党分裂という現象もあって〝変化〟への期待感が持てなかったのですから、台風の影響があったとしても投票率が上がるわけがありません。けれどもこの行動を、安倍政権や自公に対する「NO!」とは言えないのです。なぜなら「変化が期待できなければ現状のままで良い」と判断したとも言えるからです。

 

選挙前にも書きましたが「反対票」を入れることは、それが議席に結びつかなくても、それが変化に結びつかなくても、一つの意志表示になると言いました。ですから投票に行かないことは、不満はあっても少なくとも「反対」ではないと解釈されても仕方がないのです。白票はどうなんだ? という声もありますが、これは無駄な行為だと思います。棄権も反対の意志を示していると言うのなら、どこでもいいから反対として票を入れるべきなのです。白票を投じるぐらいなら時間がもったいないので投票に行かない方がマシなのです。

 

投票に行かないという行動は、積極的な賛成でも反対でも、消極的な賛成でも反対でもない。要するに、変化が期待できないのなら〝現状のままで良い〟という現状肯定なのです。

 

今回、立憲民主党が躍進を遂げました。と言っても史上最少の野党ですが、今後についてはまだ不透明です。共産党との関係を維持できるのか、それとも旧民進党の右寄りの勢力に引っ張られてしまうのか・・・・。ただ、いずれにしても自公政権を倒すためには、この1800万の人々に〝変化〟もしくは「どのような世の中を目指す」のか、それを具体的にイメージさせることができない限り、立憲民主党中心の政権など〝夢のまた夢〟になることは間違いありません。

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Author:カイトアキラ
2019年は強権国家への道を阻むことができた最後の年だったと、20年後や30年後に言われているかもしれません。もっともその時、日本という国家または日本人という民族が存続しているのかわからないけれど。
今夏には参院選があり、同日選も取り沙汰されています。ここで、少なくとも参院選で与野党が逆転しなければ「安倍独裁」が冗談ではなくなるでしょう。けれども野党の動向を見ていると心もとないと言うしかありません。しかし諦めたらそれで終わりです。微力ながら発言を続けていきます。

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