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三浦瑠麗さんが滑稽で哀れなのですが・・・・

南北対話に焦る安倍政権

国際政治学者と言われている三浦瑠麗さんの言ったことが物議を呼んでいますが、もう一週間を過ぎるというのに未だネットを騒がしています。

 

三浦瑠麗さんという人物については後述するとして、まず見誤っていけないのは、なぜこんなことを、このタイミングで言ったのか、ということを考えることが必要です。それは、安倍応援団による「北朝鮮の微笑み外交に韓国は騙されている」という類いの記事との関連をみれば理解できます。

 

平昌オリンピックを機に南北の融和ムードが一気に進みました。もちろん、まだ安心するには程遠い状況ですが、親分であるアメリカが容認する意向を見せ始めていることは歓迎すべきでしょう。
 ところが、こんな動きに一番困っているというか動揺しているのが、安倍首相とその一派です。なにしろ「改悪のための改憲」をやるためには、北朝鮮は「憎き敵」でなければいけません。安保法制や秘密保護法や共謀罪も、すべて北朝鮮の脅威を理由にしてきた政権にとって、この流れに相当焦っているのが見えています。

 

 と言ってもアメリカの下僕ですから意向に逆らうことはできません。であれば、とりあえずは当面の敵に対する「憎悪と危険性」を助長するように仕向けなければならない。だから長谷川幸洋氏や高橋洋一氏などが、北朝鮮と対話をしようとする韓国を罵倒し、あくまでも圧力を掛け続けるべきだと息巻いて、さらにはアメリカが攻撃することを容認するような発言までしています。要するに北朝鮮が敵でなくなると困るので、融和ムードに水を差して、北朝鮮は敵なのだと再認識させるための言動・妄言を仕掛けているのです。

 

その流れでみれば三浦瑠麗さんの発言も納得できるのです。おそらく、誰かから言ってくれと依頼されているのではないでしょうか。事実など、どうでもいいのです。恐怖と憎悪を煽って、北朝鮮を日本の敵、そして対話をしようとする韓国も敵だ、感じさせることが目的なのです。その底流に在日の人々に対する〝差別意識〟があることは言うまでもありません。

 

 

 

工作員とテロリスト

どなたかが「工作員妄想」と揶揄していましたが、そもそも工作員とテロリストを同列に並べていること自体が〝無知〟だということを証明しています。三浦瑠麗さんは、わかっていて言ったのか、それとも理解できる能力がないのか、そのどちらなのか私にはわかりませんけれど。

 

簡単に言っておきますが欧州で起きているテロは、いわゆる国家組織の一部としての人間がやっていることではありません。基本的には、その国に移民した人々の不満や怒りから発生し、それをイスラムのテロ組織が利用しているに過ぎないのです。ですから、俗にローンウルフと呼ばれて事前に防ぐことが難しいのです。

 

しかし工作員は違います。本来なら工作員とは何かを定義しなければいけないけれど、とりあえずは置いておくとして、まずは韓国と北朝鮮が戦争状態であること、ついでに言えばアメリカもそうであり、現在の状態はあくまでも休戦であることを忘れてはいけません。
 そのような、動かし難い前提がある以上は、少なくとも情報収集としての要員、さらには再び開戦した時に、敵国を攪乱するための人員を派遣することは軍事的に見れば常識なのです。ですから敵対国であるアメリカに軍事基地を提供している以上、いざ戦争状態になれば工作員が日本で活動することは当り前なのです。それには破壊活動などが入るのも当然でしょう。

 

かつての大日本帝国だって、いわゆる特務機関による謀略行為を中国大陸などで散々やってきました。それを見れば、何を今さら善人ぶってと、特に侵略されたアジアの国々から言われるでしょう。
 かつての日本がやってきたことではないか、しかも休戦しているとはいえ戦争状態である国に基地を提供しているではないか。工作員による破壊活動が嫌だったら、なぜ対話をしないのか、と言われるだけではありませんか?

 

でも現在の日本に、そのような類いの工作員なるものは存在していないと私は思っています。だってミサイルの時代ですよ。そんな手間暇かけて、しかもどの程度まで成果を上げられるか不確かなことをやるとは思えない。そんなことをするよりもミサイルを撃ち込んだ方がより確実ではありませんか? むしろあるとしたら、ミサイル攻撃が十分に成果を上げなかった時に、特に「原発」を狙った破壊活動はあるかもしれないけれどね。

 

そうそう、みなさんは、全部ではないけれど各国の日本大使館に自衛隊の武官が派遣されていることを知っていますか? さらには警察庁の人間が行くこともありますよ。彼らはいったい何をしているのでしょうか?
 名目上は大使館員の警護と、邦人保護のための情報収集になっているけれど、他国から見れば彼ら彼女らは、やはり諜報員もしくは工作員と認識すると私は思いますけれど。

 

 

 

新たな「不貞鮮人」という虚言を21世紀に創り出そうとしている

ヘイトTVで野間氏が、三浦瑠麗さんの言説は21世紀の「不貞鮮人」妄想だと指摘をしていました。私は知らなかったのですが、関東大震災で発生した朝鮮人虐殺の四年前に、初めて新聞に「不貞鮮人」という言葉が登場したようなのです。内容は、暴動を起こしたとか日本人に危害を加えた、または騒ぎを起こす予兆があるなどです。すべてデマだったことは証明されているけれど、未だにアホなネトウヨどもが言いふらしています。しかし問題は、なぜそんな妄言が流布されたのか、でしょう。

 

時期を見ると朝鮮半島での独立運動が活発化してきた頃に符号します。しかし当時の日本は、その動きを恐れて苛烈な弾圧を加えました。一応、亡命政府を上海に置いた記録があるようですが各国には認められていなかったようです。とすれば工作活動をする組織もなかったことが推察されます。さらには朝鮮半島の人々が日本で独立運動をした形跡も私の知る限りではありません。要するに当時の日本に於いて破壊活動や、独立運動を扇動する者などいなかったにもかかわらず、「不貞鮮人」という、今で言えばヘイトスピーチを日本という国家が拡散して憎悪を煽ったのです。その目的は植民地支配の正当化、および朝鮮民族の根絶を意図していたと思いますが、今回の「北朝鮮の工作員がテロを起こす」という妄言も、根底では当時と同じ意識が流れていると私は考えています。



 

ニセモノの見分け方

テレビ番組などで、アメリカではこう言われていると、ドヤ顔で知ったかぶりをする〝評論家〟や〝学者〟と呼ばれる人たちがいます。しかし彼ら彼女らに共通していることは、アメリカの誰が・いつ・どこで・どのような媒体を使って言及したのか、ということを明言しないことが多いのです。しかしこれは実に卑怯なやり方で、もし他人の言説を引用するのなら、それを第三者が検証できるように明らかにすることは基本だと言えるでしょう。

 

しかし1980年代まではこの手法がけっこう通用しました。なぜなら大半の日本人は英文を理解できないし、アメリカに行くこともほとんどなく、仮に行ったところで聞き取りなどできませんから討論番組など見てもまったく理解できない。当然、新聞や雑誌なども同じです。
 ですからアメリカに留学した人々は、これを逆手に取って嘘八百とまでは言わないけれど、アメリカでは主流でもない怪しい言説を、如何にも主流的な意見と吹聴することが多かったのです。その目的は大半がリベラル潰しでした。
 私の若い頃はよく聞かされたものです。だから日本はダメなのだ、だから日本は遅れている、などと。でも、そのような人間は次第に化けの皮が剥がされてしまいます。なぜなら同じ留学経験者でも「まともな人」がいるからで、まずは誤訳を指摘されたり、引用した人物が相手にされていない人だったりなどです。化けの皮が剥がされてしまう連中は100%対米従属一辺倒でした。

 

三浦瑠麗さんを初めてテレビで拝見した時は、また同じタイプの人間が出てきたと思いました。なにしろ「アメリカでは」という言葉を多用するのですが、具体的な名前や論文等が掲載された雑誌名を言わないのです。テレビだから時間がないというのもあるけれど、インタビューなどでも基本的には同じでした。その姿を見て私が感じたのは「第二の猪口邦子」が出現したな、というものでした。

 

三浦さんと猪口邦子氏に共通していることは、いわゆる両論併記をすることです。一見、保守に対して厳しい意見を言いつつも、リベラルにも苦言を呈する。しかし次第に攻撃する割合はリベラルの方が断然多くなってくることです。
 ところが日本のメディアはこのようなタイプを重宝する傾向があります。猪口邦子氏も最初の頃はリベラルに近いと思われていましたからね。ですから朝日新聞などにも頻繁に登場していました。でも決して騙されているわけではないのです。なぜなら正体はわかっているけれど、両論併記をしてくれる人は無難で使いやすいからなのです。三浦瑠麗さんも朝日新聞に使われていると聞きましたから、やはり同じ理由でしょう。

 

しかしネット時代では賞味期限が切れるのも早いようです。最近の言説は確かに酷い、というかほとんどコメディですけれど。
 野間氏によると論文が一本もないらしいですね。事実かどうか私は知りませんが(興味ない)、推測ですけれど学者仲間(いるのかな?)からは相手にされていないのでは? なんて他人事ですが心配しています(^^;)
 本来なら三十代は学者として一番大事な時ですから、研究を重ねて論文を多数発表するのが「まともな学者」の王道ですけれど、なんかテレビに引っ張りだことか。きっと学者としてヒマなのでしょうね。

 

ここで予測をしておきます。三浦さんは、次の参議院選に自民党から立候補するのではないでしょうか。第二の猪口邦子、いや高市早苗かな。レベル的には稲田ですけれど。
 今の行動と言説はそのための準備だと思えてなりません。とにかく事実はどうでもいい、今は名前を覚えてもらうことが重要なのだ、と。
 確かにこのままでは、大学教授とか、どこかのシンクタンクに誘われるとかもなさそうです。ですから生計を立てるためには〝国会議員〟という〝就職〟をしたいのかも。ただしプライドだけは高そうなので地方議員は嫌なのでしょうけれど。
 

もし彼女が選挙に出たら選挙妨害をしてはいけませんが、街頭演説の時はカウンターとして思いっ切り笑ってあげましょう。
 ちなみに、なぜ三浦さんと「さん」付けにしたのか。猪口邦子氏は、あれでも教授の肩書がありましたから一応敬意を表して「氏」を付けましたけれど、基本的に私は女性を敬愛していますので、呼び捨てでは失礼ですし、氏を付けるにはちょっと、と思ったので〝愛情〟を込めて「さん」付けにしたのです。ただし、もし妄言がさらに続くようなら「ちゃん」付けにした方がいいのかな、とも考えていますけれど・・・・・(#^.^#)

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カイトアキラ

Author:カイトアキラ
2019年は強権国家への道を阻むことができた最後の年だったと、20年後や30年後に言われているかもしれません。もっともその時、日本という国家または日本人という民族が存続しているのかわからないけれど。
今夏には参院選があり、同日選も取り沙汰されています。ここで、少なくとも参院選で与野党が逆転しなければ「安倍独裁」が冗談ではなくなるでしょう。けれども野党の動向を見ていると心もとないと言うしかありません。しかし諦めたらそれで終わりです。微力ながら発言を続けていきます。

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