この国の未来を考える

「蚊帳の外」に置かれている今こそ考えよう!

色んなことが一息ついたような状態になるのは連休なので当たり前ですが、ゴルフを終えた安倍晋三氏が、これからについて「気を引き締める」と言ったそうです。まだ首相の座にしがみつくつもりとは・・・・
 日本にとって実に不幸なことですけれど、麻生大臣をはじめとする自民党議員や安倍応援団たちが、暴言や暴挙を繰り返すのはわかりきったことですから決して諦めずに批判を続けましょう。その点では最近のリテラとアエラ、そして日刊ゲンダイは、核心を突いた記事が多くて心強く感じています。私の言いたいことを、ほぼ網羅しているので、そのせいかブログの更新頻度が落ちてきました(^^;

 

 

 

朝鮮半島と日本人                   

 ドイツ文学者の池田香代子氏が、蚊帳の外ではないと強弁する安倍首相に対して、安倍さんは『蚊』なのだから蚊帳の外になるのは当り前と発言していました。まさしくその通りで、特に解説もいらないですよね。見事な表現で感心しました。

 

 日刊ゲンダイで田岡氏が語っているように、なぜか日本人は南北会談を評価していません。まぁ、2000年以降からの右翼プロパガンダの成果とも言えるのですが、安倍政権とネトウヨそして憲法改悪勢力にとっては、できれば米朝会談が失敗で終わってほしいと願っていることは間違いありません。

 

なぜ日本では「南北首脳会談」に冷淡な論調ばかりなのか
 (日刊ゲンダイデジタルより 55日付け)

 

 確かにうまくいくかどうかはわかりません。けれども前回のブログにも書いたように、南北の両指導者が国の滅亡を賭けてやっているのですから、多少の紆余曲折はあっても後戻りすることは考えにくいと思っています。
 となると日本はどうするのか。ずっと冷ややかな視線を送り続けるのか、それとも何らかの形で関わってゆくのか。しかしいずれにしても日本という国、そして日本人という民族は、今まで目をそむけていたことを嫌でも突きつけられます。それは、植民地政策と侵略行為の清算を怠ってきたことです。

 

蓮池兄弟は、植民地政策の賠償をすることが、拉致被害者を取り戻す唯一の方法だと言及しています。確かにその通りですし、もともと平壌宣言で明記しているのですから当然だと言えるでしょう。
 けれども、その当然なことをやらずに、しかも潰してきたのが安倍晋三という男です。もちろん賛同者たちも同じですが、ところが外遊先のヨルダンで安倍首相は、一貫して平壌宣言に基づいた行動を取るべき、と言ってきたと記者会見したのです。いったいどの口が言うのでしょうか。ここまで厚顔無恥とは・・・・厚かましいのにも程がある。

 

平壌宣言など撤回しろと叫んでいた、アホなネトウヨと安倍応援団たちよ。今まであなたたちは、平壌宣言を遵守すべきと言っていた人たちを売国奴と罵っていましたよね。けれど、あなたたちの大好きな安倍首相が言い出しました。
 売国奴って言わないの? 抗議しないの? どうするつもりなの? まぁ、高みの見物をさせてもらいます。

 

ここで忘れていけないのは、平壌宣言に則って植民地政策の賠償をすることは北朝鮮を国家として認めることになることです。これは戦後でも最大級な方針転換であり、しかも朝鮮半島を代表する国家が二つになるという、かつて経験したことない状況になるのです。
 しかしこれは冷戦構造とは違って、あくまでも政治体制の相違であることを認識すべきです。少なくとも経済は管理された資本主義ですから、軍事力を争うなどという非生産的なことをやるとは思えません。

 

田岡氏の指摘通り北朝鮮は、中国経済の一翼を担うことになるのは間違いありません。もし日本人の大半が、この経済圏でも「蚊帳の外」に置かれるのを容認するのなら、それはそれで一つの選択でもあるでしょう。
 ですが、そうであったとしても北朝鮮を国として認めるのなら、賠償を要求されるのは間違いありません。しかしそれをも拒否するなら、もしかすると中国までもが侵略責任を再燃させる可能性もあります。そうなった場合のアメリカは見て見ぬふりで、裏では金を出せと迫ってくるでしょう。

 

なぜそうなってしまうのか。それは偏に、侵略行為や植民地政策の責任を果たしてこなかったからです。本来ならば他国や他民族に言われるまでもなく、自らの手で検証し、その責任を追及して賠償をしなければいけなかった。少なくともドイツ並みに。

 

しかし戦後の日本はずっと誤魔化してきました。その最たるものが「従軍慰安婦」でしょう。おそらく北朝鮮と国交回復交渉に入ったら必ずこの問題を言及されます。その場合でも韓国に対してと同じように、国は関与していないとか、解決済み、とでも言うのでしょうか。もしそのようにしたら、拉致問題も「解決済み」と言及されることは目に見えています。

 

私は、とても良い機会が訪れたと考えています。なぜなら北朝鮮と向き合うことは、同時に韓国とも向き合うことであり、それは朝鮮半島に於ける日本の在り方を見直すことになるからです。もちろん共存と共生という意味で。
 そしてもう一つの利点は、北朝鮮を国家として認めるのなら、日本人拉致は犯罪なのですから国家の義務として北朝鮮も解決する必要性に迫られることです。法治国家なら当然なはずでは、と要求すればいいのです。

 

では拉致の解決とは何か、という定義も必要になってきます。この辺りは蓮池透氏も言及していますが、私の考える解決とは、

拉致被害者の家族が納得できるまで生存の正否を調査し、生きていれば帰国を認め、死亡している場合はその状況を正確に伝えること

責任者を明らかにして、なぜ拉致が起きたのか、その原因を検証して公表すること

北朝鮮政府による、被害者家族に対する公式な謝罪と賠償をすること

 

どこかで聞いたことがありませんか? そう、従軍慰安婦の人たちが日本政府に要求していることです。日本が朝鮮半島に関わるということは、半島を鏡として自らの歴史を見直すことなのです。
 蚊帳の外に置かれている今なら時間はあります。日本人一人一人が、じっくり考えるべきではないでしょうか。

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Author:カイトアキラ
2017年の衆院選は歴史の転換期の一つに数えられるかもしれません。それは良い意味なのか悪い意味なのか、まだ誰にもわかりません。ただ私の感覚では悪い方向へと向かっているという気持ちが強くあります。しかし決して諦めるつもりもありません。私個人のできることなどたかがしれていますが、やらないよりやった方が良いことは間違いありません。そんな気持ちで今後もブログを続けます。

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