この国の未来を考える

新潟県民のみなさんへ Part5

公共事業という名の麻薬?

 この記事を読んだ時、なるほどステルス作戦とはこういうことなのかと思いました。要するに違った意味での〝動員〟なのですね。そう言えば1980年代ですけれど、土木業界が支援する候補者の集会に駆り出されたことがありました。付き合いの関係で嫌々だったのですが、もちろん、その候補者には投票しませんでした(笑)


新潟県知事選 初の選挙サンデーで野党5党が池田陣営を応援
(日刊ゲンダイデジタル 528日付け)


記事からの抜粋です。
「原発再稼働の是非にはほとんど触れず、地元の自民議員は建設業協会の総会で勤務時間中の期日前投票を呼びかけ、花角氏の票が増えるほど公共事業予算が増えると訴えていました」(地元記者)

 

 期日前投票を呼び掛けることは違法でも何でもありません。まぁ勤務時間内というのが面白いですが、簡単に言えば野党候補の訴えに〝感化〟されないうちにということなのでしょう。みなさん、こういうことを「姑息」と言うのです。

 

 相も変わらず〝公共事業〟です。名護市長選とまったく同じですが、けれどもみなさん、よく考えてください。特に建設・土木業者の方々と家族の方々です。
 もし二人のお子さんがいたとして、それぞれが大学受験と高校受験たったとします。当然お金が必要になりますから、おそらく教育資金として貯蓄をしてきたのではないでしょうか。けれども高校受験の子供が大学に進学して卒業するまで、浪人や留年をしなくても最低七年は掛かる計算です。それを考えれば、少なくとも卒業するまでの七年間は安定した仕事が欲しいと考えるのも無理はありません。となれば与党の支援する候補は知事を二期務めねばなりません。ですが、新潟県だけに七年も八年も優遇すると思いますか? もしそれだけの優遇をするのならば「再稼働」が条件になるのは中学生でもわかることです。

 

 建設・土木で働く若い方も同じです。数年間は良くても、その後はどうするのですか? 新潟県の至る所に「道路や橋」を作りたいと要望するのですか? 人口が減ることはあっても増える可能性のない状況下で商業施設や大規模住宅を作る意味はありますか?

 

 新潟県の生んだ、良くも悪くも偉大だった故・田中角栄氏は、高度成長期に公共事業を積極的に活用し、かつて〝裏日本〟と揶揄されていた新潟県に様々な社会資本をもたらしました。もちろんそれは新潟県だけではありませんが、そのおかげで私たちは、社会資本整備の進んだ世界に冠たる国の住民になったのです。ですから私は、必ずしも公共事業自体を否定するつもりはありません。しかし時代は大きく変わりました。いつまでも建設・土木に集中するのはおかしいのです。必要なのは二十一世紀の公共事業とは何か、ではないでしょうか? そういう意味では建設・土木業界も事業の中身を真剣に考え、二十年・三十年先を見据えない限り未来はないと考えます。

 

あなた方のお子さんが大学を卒業して故郷に帰ろうと思った。けれども希望を持てるような就職先がなく、あるのは補助金漬けの事業だけ。しかし介護だけは人手が足りないという現状・・・・。これでは帰りたいと思う若者がいないのは当り前です。ですが、これは大げさでも何でもない。日本の至るところで起きている現象なのです。それがこの国の、地方と呼ばれている地域の実態なのです。
 未来を考えたら何が最善なのか。確かに答えはありません。けれども「原発」ではないことだけは確かです。もちろんウソつき政権でもないですが。

スポンサーサイト

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://gogo33726rr.blog.fc2.com/tb.php/164-472b2d94

 | HOME | 

 

カレンダー

05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

カイトアキラ

Author:カイトアキラ
2017年の衆院選は歴史の転換期の一つに数えられるかもしれません。それは良い意味なのか悪い意味なのか、まだ誰にもわかりません。ただ私の感覚では悪い方向へと向かっているという気持ちが強くあります。しかし決して諦めるつもりもありません。私個人のできることなどたかがしれていますが、やらないよりやった方が良いことは間違いありません。そんな気持ちで今後もブログを続けます。

電子書籍案内

お薦めです

このブログをリンクに追加する

最新記事

月別アーカイブ

できればプチっと


社会・経済ランキング

こちらも良かったら

カテゴリ

この国の未来 (141)
オートレース (32)

最新トラックバック

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2Ad

Template by たけやん