FC2ブログ

この国の未来を考える

新潟県民のみなさんへ Part9

原発のない県、そして原発のない国へ

 63日から7日まで、東京新聞の朝刊で「原発のない国へ」という連載記事が掲載されていました。新潟県のみなさんには馴染みの少ない新聞でしょうから、おそらく読んでいる人は限られていると思います。もし機会があれば読んで頂きたいのですが、私が驚いたのは、原発が実際に稼働している国でも自然エネルギーの供給が急激に増えていることです。
 私も知らなかったのですが、中国製の太陽パネルの世界シェアは実に70%を占めているそうです。記事では下記のような担当者の声がありました。
「閉鎖的でコストを下げられない日本企業はもちろん、欧米メーカーも、もはや中国に太刀打ちできない」
そして、いずれは90%~100%になる可能性も大きいとも言っています。
(東京新聞・朝刊より 63日付け)

 

 中国は今でも独自に原発を作り稼働させています。しかし共産党指導部は、環境改善と対策を至上命題として自然エネルギーを積極的に推進しているようです。当然と言えば当然でしょう。世界は脱原発の流れで進んでいるわけですから、ビジネスとして考えても、原発を輸出するより自然エネルギーの装備に力を入れた方がいいに決まっているからです。ところが日本は・・・・。

 

 私は、1986年に起きた「チェルノブイリ原発事故」から反原発になりました。それより前に発生した「スルーマイル島原発事故」の時は、どうもピンと来るものがなく、この事故を題材にした「チャイナシンドローム」という映画を観た時も、その恐怖と影響が理解できませんでした。ただ主演女優であったジェーン・フォンダさんが、この映画をきっかけにして社会派として様々な発言をするようになったのが印象に残っています。

 

 では、なぜチェルノブイリ以後なのか。それは極めて簡単な理由です。事故後は日本でも原発に関する議論が沸騰して、あの「朝まで生テレビ」でも数回やっていました。ですから双方の言い分や見解は一通り聞いたし、本や記事なども読んだ方だと思います。しかし、どうしても解決しない疑問が残ったのです。それは、

放射能汚染を除去する方法がない

 原発推進派は、20年後や30年後には必ず技術が確立されているはずだと、当時は声を大にして言っていました。さらに日本ではチェルノブイリのような事故は発生しないとも。けれども25年後の福島で事故は起きてしまったのです。そして25年経った今でも放射能汚染を除去する技術はできていません。

 

 結局、私の心配通りになりました。汚染されても除去する技術があるのなら、人命を失わない安全性の確保という条件で「原発」という選択肢があってもいい。しかし現実は浜通りの人々は故郷を失ってしまったのです。そして量は減ったとはいえ、七年経った今でも汚染は続いているのです。この現状を見れば答えは一つではありませんか?

 

 

 

放射能汚染の可能性があるのに観光誘致とは・・・・

 自民党参議院議員である丸川珠代氏の応援演説の一部をYouTubeで観ました。なんでも観光庁を創設する時の法案を作成したのが今回の知事候補だとか。しかも日本に来る観光客が増えるのを予見していたとも。
 笑うしかないですね、こういのを御都合主義と言うと思いますが、極めつけは「世界の人を新潟に来てもらいましょう」というセリフでした。しかも〝観光〟に力を入れるとか。実に不思議なことを言っています。では丸川氏にお聞きしたい。

観光に力を入れるのなら、なぜ建設業界ばかり自民党幹部は訪問するのか?
観光に力を入れる〝公共事業〟とは何?
でも、原発のある地域に好んで来る人っているのかなぁ・・・・
原発事故で放射能汚染されたら、そもそも誰も訪れることができないけれど・・・・

 

 私は北関東に生まれ育ったので、若い時は仕事や遊びで何度も新潟を訪れています。大半は車ですが、そのたびに豊かな田園風景に魅入っていました。そして、この田園を支えているのが豊かな自然であることも知っています。確かに冬は豪雪で厳しい生活を強いられます。けれどもその雪が、日本を代表する米と日本酒を生んでいるのも事実です。まさに自然がもたらす〝調和〟〝果実〟と言うべきでしょうか。しかし原発は、そのすべてを破壊しかねない「恐ろしい装置」なのです。

 

 新潟県民のみなさん、柏崎刈羽原発の電気はどこに行くのでしょうか? 新潟の家庭へ行くのでしょうか? 私の知っている限りでは大半が首都圏へ行くはずです。よく考えてほしいのです。たかが「首都圏の電気」のために、なぜ新潟のみなさんが〝危険〟に晒されなければいけないのか。そんなに「原発の電気」が欲しければ、首都圏に原発を作るべきとは思いませんか?
 もう一つ付け加えます。東京電力は、柏崎刈羽原発の再稼働させなければ賠償金を払えないと言っています。確かに福島の人々のためには必要です。しかし、これもまた同じです。なぜ新潟なのでしょうか?

スポンサーサイト

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://gogo33726rr.blog.fc2.com/tb.php/168-b98bdd0a

早くも大型台風5号が日本列島近くに接近・9日は梅雨前線を刺激し関東地方は大の模様

 急用で8日は当ブログを休みました。 早くも大型台風5号が日本列島近くに接近・9日は梅雨前線を刺激し関東地方は大の模様、大型の台風5号は、あす10日(日)に沖縄県の大東島地方に最も接近する見込みで、あさって11日(月)には、小笠原諸島や伊豆諸島に接近するおそれがある。月曜日以降は、梅雨前線に台風からの湿った風が流れ込み、東日本や北日本を中心に大雨になる所があるとみられる、に関連する最新のWe...

 | HOME | 

 

カレンダー

09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

プロフィール

カイトアキラ

Author:カイトアキラ
2017年の衆院選は歴史の転換期の一つに数えられるかもしれません。それは良い意味なのか悪い意味なのか、まだ誰にもわかりません。ただ私の感覚では悪い方向へと向かっているという気持ちが強くあります。しかし決して諦めるつもりもありません。私個人のできることなどたかがしれていますが、やらないよりやった方が良いことは間違いありません。そんな気持ちで今後もブログを続けます。

電子書籍案内

お薦めです

このブログをリンクに追加する

最新記事

月別アーカイブ

できればプチっと


社会・経済ランキング

こちらも良かったら

カテゴリ

この国の未来 (156)
未分類 (0)

最新トラックバック

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2Ad

Template by たけやん