この国の未来を考える

「淫行疑惑」記事続報と都知事選

続報記事の中身

都知事選も明日に迫りました。そんな中、今週の「週刊文春」および「週刊新潮」に鳥越氏に関する続報(?)が掲載されました。新聞広告の見出しからある程度予測できたので、買わずにコンビニで立ち読みをしました。

感想は、新たな事実の提示もなく、弁明というか言い訳のように思えました。
まずはA子さんの〝トラウマ〟がひどいので本人証言を差し控えたとしている件ですが、週刊文春はA子さんと面会していないのではないか、と私は疑っています。後述しますが週刊新潮に対しても、やはり同じ疑いを持っています。

「トラウマがひどい」「自殺をほのめかす」などと書かれていますが、では現在または過去に於いて、A子さんが専門家等の治療やカウンセリングを受けたとは記述されていません。不思議ですね、取材を受けられない理由としてこれらを書いても問題はないと思うのですが。それほどA子さんに対して思いやるのなら、裁判の証言台に立たせる可能性のある記事を掲載する意図は、と問いたくなります。まさか文春や夫と称する人は、この記事は〝事実〟なのだから鳥越氏は認めるはずだと本気で思っていたのでしょうか。

刑事としてはともかく民事裁判にはなるでしょう。その場合、A子さんの出廷を求められるのは間違いありません。もし証言しなければ文春側が負けるのは確実で、それくらいのことは法律の専門家でなくてもわかります。それでも、あくまでも出廷を拒否するつもりでしょうか。
さらに検事出身の弁護士に語らせている「夫の証言の重み」についてですが、この証言が〝もし事実なら〟という条件付きだと考えるべきだと思います。

相変わらず「言論には言論で」という言葉を使っていますが、もしそうなら、せめて言論のルールを守るべきでしょう。ろくな事実提示もなく、一方的な話の羅列でイメージダウンを狙ったものは「言論」とは認められないと思います。


週刊新潮の記事は?

この内容では記事にしなかったのも当然だと思います。文春同様、これも〝男性〟という匿名証言で、夫と称する人とはどうも別人のようですが、語られていることはA子さんから聞いた話ばかりです。ところが皮肉なもので、この男性証言から今回の件の輪郭が多少ながら見えてきました。

A子さんの性格的なことを述べた部分の要約ですが、鳥越氏を絶対化し、まるでミーハーのように憧れていた・・・、そんな純真な子だから誘われればノコノコと付いていってしまう・・・。だから別荘に誘われて無邪気に行ってしまったのだと強調しています。ちなみにA子さんと二人きりで別荘に行ったと鳥越氏は認めているとありますが、録音はしてあるのでしょうね。もしないのなら、これも信憑性としては格下げになりますよ。

さらに驚くのは別荘での記述です。〝ほとんど全裸にされ、強引にキスされた・・・・〟 これが事実なら「淫行」どころではなく強姦未遂もしく強制わいせつに問われかねない。公表されればジャーナリスト生命も失うでしょう。けれども記事にしなかった理由が、直前になって記事にしないでほしいとA子さんと〝男性〟から申し出があったから、とか。
なぜでしょうか。仮に匿名でも、事実を思わせるものを提示できれば公共性・公益性に適うのは間違いありません。

ここで大きな疑念が生まれてきます。週刊新潮に記載された別荘での出来事が事実なら、なぜA子さんは「男性」に話をしたのか。または夫と称する当時の恋人に相談をしたのか。女性の立場からすればこのようなことは隠したいはずで、特に恋人や周囲の男に対しては。もし相談するとしたら親しい女性の友人か、姉妹や母親と考えるのが自然でしょう。実に不思議なのですがA子さんは二人の男性だけに話をしているようなのです。文春と新潮は当時の交友関係や親御さんに取材をしたのでしょうか。プライバシーに関わることですが、事実関係を確かめるためには避けて通れないはずです。トラウマになるぐらいの衝撃を受けたのなら母親や友人にもわかると思うのですが。
そう考えると、夫と称する男性とA子さんと鳥越氏の三人で会った理由が、さらに不可解になってくるのです。そんな辛い思いをしたのに、再び会うこと自体がどうしても理解できないのです(あくまでも私の感想ですが)
さらに文春の記事では2002年夏頃の出来事とあり、新潮に持ち込まれたのが2003年となっているのも理解に苦しみます。このタイムラグは何でしょうか?


これからは私の推論です。

A子さんには申し訳ありませんが、どうしても私には、ある四文字が浮かんでしまうのです。それは「被害妄想」という言葉です。

私の周囲にも程度の差はあれ嘘をつく人がいます。たいがいは他愛もないもので実害はないのですが、例えば自らが体験していないことをまるで自分の体験のように話す。例えば空想の出来事を実際あったかのように話す。または他人を悪く印象づけるために嘘の話をでっち上げる、などです。これらの事例の許容範囲はそれぞれでしょうが、精神疾患として認定される境界は私にはわかりません。けれども一つの特徴としては、自らの思いが通らないとそれがストレスになり、それを解消するために「嘘」をつく、と何かの本で読んだ記憶があります。

A子さんが鳥越氏に憧れ、その感情が膨張し、こうなって欲しいという願望を持ったとしても不思議ではありません。そうなればA子さんの方から親しく接しようとするでしょう。もしそうなった場合たいていの男は、そのような女性に対して無防備になります。俗にいう〝鼻の下をのばす〟という状態ですが、けれども男もある程度の年齢(50歳以上でしょうか)になれば警戒心が出てきます。それは若い女性が自分に近づくことなど、何か理由がなければあり得ないと知っているからです。しかし大学教授のような立場では普段から若い女性たちと接していますから、女性から親しく接してきても特別に警戒することはないでしょう。もっとも勘違いする男も多いから〝セクハラ〟が発生するのですが。
A子さんの行動に対して鳥越氏が深く考えなかったことは容易に想像できます。家に遊びに行きたいとか、別荘にも行ってみたいとか言われても、普段から学生を招き入れているのなら余程でない限り断わらないでしょう。このような環境で、もしA子さんが妄想を持ったとしたのなら、あらゆる点で説明がつくと私は感じています。

以上は私の推測ですし、もちろんA子さんを貶めるものでもありません。しかしA子さんの現在の様子がわかならないことや、当時の周囲の人々の声が出てこないのでは本人には申し訳ないですが、文春と新潮の記事からは上記のように推論するのは自然と思えるのです。


今回の件を忘れてはならない

前回で指摘した通り、女性の接し方に問題のある男性なら複数の事例が出てくるはすです。なぜ、そのような証言が出てこないのでしょうか。取材をしていないのか、それとも全く証言が出てこないのか。現在のところ二誌以外では記事になっていないので、鳥越氏の女性問題はどうやら問題なさそうです。

先ほどのA子さんに対する見解ですが、鳥越氏側の対応から推察できるのは、もしかしたらA子さんの状態を示す何らかの材料を持っているのかもしれませんね。選挙期間中というのもありますが、ここで鳥越氏側が「言論」で反論するとA子さんのプライバシーを侵しかねないと判断している可能性があります。告訴の相手はあくまでも「週刊文春」と「週刊新潮」ですので、むしろ鳥越氏側の方が配慮しているのかもしれません。
おそらく都知事選が終われば記事はピタリと止まるでしょう。東京地検が受理するかはともかく、民事裁判になるのは間違いないでしょうから、たとえ何年先になってもこの件は注視したいと考えています。

 

ヘイトスピーチに対する処置方法を聞きたいのだが。

障害者施設に侵入し、19人を殺害するという驚愕する事件が起きました。容疑者は「障害者は不幸を作ることしかできない、いなくなればいい」と、普段から言動していたと報じられています。なぜ、このような妄想に駆られていったのかを解明するには相当な時間が必要とされるでしょう。ただ一つだけ言えることは、この容疑者の根底にあるのは差別意識です。

関東大震災時に多くの朝鮮人の方が殺されました。群集心理だとかパニックに陥ったからと解説されることもありますが、はたしてそうでしょうか? 私は違うと考えます。それは、普段からあった差別意識が生み出したと思うからです。群集心理やパニックになった場合でも、いきなり殺意を持つわけではありません。そもそも殺意をもたらす動機がなければ、そこまでは至らないはすです。パニックに陥っている時や、震災による心労が重なった時にデマが飛び交うと、そのデマを信じることによってストレスから解放されると錯覚し、その際に日頃から胸の内にある感情が噴き出してしまうのです。
「日本人よりも劣る民族のくせに、そんな奴らが井戸に毒を放り込むなんて。許せない、殺してしまえ!あいつらには何をしてもかまわない!」
おそらくこんな感情が渦巻いたのでしょう。しかし突然生まれるわけではない。多くの日本人が「朝鮮人なんか!」と、日頃から胸に溜めているからこそ湧き出てくる感情なのです。

ヘイトスピーチ規制法ができましたが、まだまだ欠陥だらけです。ユーチューブの動画で在特会のヘイトスピーチの酷さを知っていますが、オリンピックを控えたこの東京で、世界に恥ずべきヘイトスピーチが堂々と行われていたのです。

小池百合子氏は朝鮮人学校用地の撤回を述べていました。前都知事が朴大統領と約束したことを反古にしようとしています。この人の右翼的言動は昔からですが、学校用地は保育所建設に充てるとか。一国の元首と約束したことを撤回する重みを考えたことがあるのでしょうか。もし安倍首相が逆の立場になったとしても、小池百合子氏は相手の事情だからと許容をするのでしょうね。

私は、ある民族への差別意識を小池百合子氏から読み取っています。杞憂であってほしいが、最近では確信に近づいています。このような人が東京オリンピック時の知事だとすれば、世界に恥を晒すようなものだと思えてなりません。

そもそもヘイトスピーチやヘイトクライムをどう考えているのか、マスコミはなぜ聞かないのでしょうか。大阪市では条例を制定したのですから、東京ではどうするのか極めて大事なことです。ヘイトに関しては各国のジャーナリストは敏感です。日本の首都である東京のトップが差別意識を持った人間だと判断されれば容赦ない批判をしてくるでしょう。彼ら彼女らは日本のジャーナリストみたいにヤワじゃありませんから。
今の私にとっての唯一の救いは東京都民ではないことです。

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Author:カイトアキラ
もうすぐ老人と呼ばれる年齢になりました。
今までオートレース・ギャンブルについて書きましたが、今の日本の状況を考えると、たとえ影響力がなくても、もしかしたら若い人たちに響いてくれたら、という微かな希望を持ってブログを続けようと思います。
偏っていると感じるかもしれませんが、私は個人ですので、ご了承の程をお願いします。

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