この国の未来を考える

森友学園事件の本質が見えてきましたが・・・・

森友学園事件から見えるもの

 連日日替わりで新しい事実が報道されていますが、ようやくこの事件の「本筋」が見えてきました。それは良いことなのですが、見えてくればくるほど私は恐ろしくなっているのです。どうやら連中は本気でこの国を変えようとしている・・・・

 結論から言えば、今回の事件は「贈収賄」というより限りなく「背任」に近いと思っています。
 国に対する背任行為とは、国有財産を廉価で売って損失を与えたり、多くの国民に対して多大な不利益を生じさせる、などが考えられます。ところが一部の人間が行ったのであれば立件も可能でしょうが、その背任行為をしているのが〝政府〟および〝与党議員の大半〟そして〝すり寄った他の政党議員〟だとしたら、はたして犯罪として成立するのか自信が持てません。なぜなら、これらを〝政策〟の一環だと主張され、さらに合法的な手続きを踏んでいたのなら犯罪とするには無理だからです。

多数決とは良くも悪くも民主主義の根幹ですが、多数を与えるということは、このような問題を引き起こす典型的な例と言えます。歯止めができるのは検察だけですが、末端で金銭授受があった場合のみになる可能性が高いでしょう。

〝政策〟とは何か? それはこの国の教育を、戦前の「教育勅語」を基本とするような愚劣なものしようとしていることです。

元参議院議員の平野貞夫氏によれば「文部省は利権の塊」だそうですが、文部省の天下り問題の本質は、国公立大学の予算を減らして補助金なしではやってゆけないようにしたことが発端です。別の言い方をすれば国公立大を文部省の植民地にしたのです。

けれどもこの流れは今に始まったことではありません。スタートは第一次安倍政権で行われた教育基本法の改正ですが、その目的は、憲法改正の下地として教育界を支配することでした。私学助成金や補助金、そして国公立の予算を人質として、学校を、そして教員たちを恫喝したのです。文部省の官僚たちは、自らの保身と出世のために官僚の矜持を捨てたのです。その例が報道されています。

 

安倍首相に〝第二の森友学園〟疑惑! 親友が経営、昭恵夫人が名誉園長の学校法人に特区指定、37億円の土地がタダに(リテラ)

どうやら文部省だけではないようですね、財務省も仲間に加わったのは間違いありません。
そもそも財務省は、なぜこんな筋が悪いというか、発覚すれば大問題になるであろうことをやったのでしょうか。
 例えば理事長が、超の付くような金持ちとか、かつての小佐野賢治や児玉誉志夫(若い人たちは知らないかな)のような政治フィクサーなら理解できます。けれども資金難さえ伝えられている状況ですし、政治フィクサーに該当するような人物とはとても思えません。日本会議のメンバーですが中心的存在でもないので、政治家や官僚に影響力を発揮できる存在とも考えられません。そこでヒントになる解説動画を発見しました。

 

森友学園に屈した財務省 山田厚史の闇と死角

 一言で表現すれば財務官僚の堕落なのでしょう。と言っても以前が立派とは思えませんが、安倍政権に対する忖度とか、逆らえば出世ができないという理由があるにせよ、官僚中の官僚と言われた財務省(旧大蔵省)の人々のプライドは、いったいどこに行ってしまったのでしょうか・・・・

 

安倍首相と日本維新の会と大阪維新

当初から日本維新の会の大阪選出議員、もしくは大阪維新の議員たちが関わっていると噂されていました。33日の報道でも伝えられていますが、なによりも松井知事の言動が疑いを濃くしているように思えてなりません。ここで面白い動画を発見しましたので、ぜひ参考にしてください。

 

渦中の森友学園側担当者に上西小百合議員が大阪で面会2時間30分、語られた「事実」とは

 「週刊金曜日ちゃんねる」のダイジェスト版動画ですが、なかなか示唆に富んだ内容になっています。本筋は雑誌で、ということですが、それにしても上西小百合議員は報道とはイメージがだいぶ違いますね。彼女のことはほとんど知らないのですが、言っていることは実に「まとも」です。維新から除名された経緯を知りませんが、どうも上西さんの方に分がありそうな気がします。
 上西議員が「私学助成金」について動画の中で言及しています。自民党議員には学校法人を経営している人が特に多いとか・・・・実に興味深いですね。

 今回の事件のキーワードは〝大阪〟という場所です。そして「カジノ法案賛成へのご褒美」と考えると、この事件の本筋が見えるような気がします。昨年を思い出してください、渋る公明党に変わって日本維新の会が果たした役割を。

大阪都構想で負けた橋下徹氏と松井知事は、露骨とも思えるほど安倍政権にすり寄りました。「森本学園事件」は2015年から2016年にかけて一気に進展していますが、奇しくも安倍政権にすり寄った時期と重なっていませんか? 松井知事と橋下徹氏は何度も安倍首相と会談をしていますよね。
 ここで重要なのは、横浜と大阪がカジノ誘致で最有力とされていることです。横浜は菅官房長官の地元、大阪は大阪維新が牛耳っています。
 カジノを餌に日本維新の会を抱き込んだのでは、と推測する私の考えは邪推でしょうか? 日本維新の会と言っても実質は大阪選出の議員が大半です。森本学園の件は、すり寄りに対する褒美と考えればつじつまが合う・・・・

 大阪においては高級官僚であっても、大阪維新の会や日本維新の会の議員たちを敵に回すことは、たとえ府議や市議レベルであってもできないのかもしれません。大阪の住人ではないのではわかりませんが。

朝日新聞や毎日新聞や東京新聞の記者さん、特に日本維新の会の議員で「カジノ法案」に賛成した人、さらには大阪維新の会の府議・市議たちの政治献金を追ったらどうでしょうか? 面白い事実が見つかる気がしてなりません。

 

昭恵さんという人

家庭内野党とか、夫の考えとは違う意見を持っている、などとメディアでは言われていますが、もし価値観が違うのなら、どうして夫婦を続けているのだろう、という素朴な疑問が私にはあります。

 昭恵さんは私より少し年下ですが、同世代の女性たちが口を揃えて言うのは、価値観の違う男性と夫婦を長くは続けられないということです。子供がいる場合は成人するまで我慢をしますが、手を離れると離婚する女性が多い。熟年離婚と言われるようになって久しいですが、私の周囲ではそんな女性が多いのは確かですから昭恵さんには違和感がありました。

そんな気持ちを解消させてくれた記事がありました。東京新聞・こちら特報部の32日朝刊に掲載された、西田亮介・東京工業大准教授の談話です。なんでも対談をしたことがあるとか。一部を抜粋します。

 もともと、神道などの精神論や昔のニッポンを礼賛する意識が強い人だった。これまでは女性活躍の象徴のように各メディアが取り上げていたが、フォーカスされなかった面が今、表に出ている」
「勅語は大半が、親、兄弟を大事にしろなど当り前のことが書かれ、最後の『国の危機には滅私奉公せよ』との教えが問題なのだが、昭恵さんはそこまで深く知らずに評価しているのではないか」
「お目にかかった印象では、ご自身の勘を大事にし、知識に基づいた思考はあまりなかった。『私はこれが好き』という単純な流れで森友学園に共鳴したのではないか」

 なんのことはない、似た者同士・似たもの夫婦ではありませんか。

 今でもはっきり覚えていますが、かつて安倍首相は故・筑紫哲也氏に対してこう言いました。「筑紫さんに反対されたということは、良いことをしていると思っている」
 毛沢東語録の一部に「敵の反対する事をするのは良いことである」というのがあります。これは主に、旧日本軍に対して向けられた言葉の一部なのですが、安倍首相は意味合いを変えて、さらに自分に都合よくパクリました。

 ジャーナリストが政府や権力者を批判するのは当り前です。むしろ責務でもあると言って良いでしょう。しかし権力を持っている側が、その批判を無視することが良いことをしているのだ、などと言うことは傲慢以外の何物でもありません。

安倍首相は、毛沢東が遺した言葉の意味も理解せず、ただ言葉尻をだけを捉えて使ったのです。当時の八路軍と旧日本軍の関係を考えれば、安倍首相が筑紫哲也氏に向かって使う言葉でないことは明白なのですから、まさしく『知識に基づいた思考はあまりなかった』という表現がピッタリと言えるでしょう。国会答弁でも、それを感じさせるものが随所に見受けられますよね。
 安倍夫妻は、まさに価値観を共有しているのです。
 昭恵夫人のパフォーマンスを演出した人は優秀かもしれません。多くのメディアがものの見事にハマったのですから。

 それにしても深刻です。東芝を見てもわかるように、この国はあらゆる部分が破綻をし始めています。それがこの国の運命なら仕方がありませんが、本当にそれで良いのでしょうか? なによりも許せないのは、未来の子供たちの命運を支配しようとしていることです。
 この国の未来は、安倍政権を倒すことができるかどうかに懸かっている、と私は思っています。

スポンサーサイト

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://gogo33726rr.blog.fc2.com/tb.php/75-24a76ffc

福島県産食品と放射能のデマ・専門家のアドバイスを勘違いしている・触らぬものにタタリなしの思い込み

 福島県産食品と放射能のデマ・専門家のアドバイスを勘違いしている・触らぬものにタタリなしの思い込み、「福島県産の食品は実は危ない」「放射能がうつる」。原発事故から6年が経とうというのに、根拠のないデマはあとをたたない。なぜ起きるのか。専門家と住民のコミュニケーションのズレにその一因がある。【石戸諭 / BuzzFeed Japan】、に関連する最新のWeb情報を引用すると、

 | HOME | 

 

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

プロフィール

カイトアキラ

Author:カイトアキラ
もうすぐ老人と呼ばれる年齢になりました。
今までオートレース・ギャンブルについて書きましたが、今の日本の状況を考えると、たとえ影響力がなくても、もしかしたら若い人たちに響いてくれたら、という微かな希望を持ってブログを続けようと思います。
偏っていると感じるかもしれませんが、私は個人ですので、ご了承の程をお願いします。

電子書籍案内

お薦めです

このブログをリンクに追加する

最新記事

月別アーカイブ

できればプチっと


社会・経済ランキング

こちらも良かったら

カテゴリ

この国の未来 (57)
オートレース (32)

最新トラックバック

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2Ad

Template by たけやん