この国の未来を考える

反対者を抹殺しようとする日本という国

品性の欠片もなく日本語能力も疑わしい、この国の官房長官

私は、森友学園事件が表面化した際に自らのブログで下記のように書きました。
国有地格安払下げとヘイト幼稚園と安倍首相、そして昭恵夫人 2017.2.13)より一部抜粋

▲これは私の推測ですが、仮に事件になったとしても「近畿財務局の担当者」を犠牲者にしようという意志があるのではないでしょうか。もしかしたら関わった政治家たちとも、その線で話がついているとか・・・・
恐ろしいことですが近畿財務局の担当者の方に言っておきます。もしそのような時は全てをブチまけましょう! 心ある国民が、必ずあなたを守りますよ▲

 

 残念ながら森友学園事件では内部告発はありませんでしたが、まさか文科省に飛び火し、そこのトップであった元事務次官の証言が出てくるとは思いませんでした。しかしこれは極めて大きな出来事と言えます。それは退職したとはいえ事務次官経験者が、現政権の致命傷になるような証言をしたことなど、戦前戦後を通じて一度もなかったからです。
 前川元文科省事務次官については後述しますが、その前に基本的なことを指摘しておかねばなりません。

 

「文書の存在を確認できなかった」と文科省が言っている。だから行政文書としても、またはそれ以外の物としても、もともと存在していないのだから指摘されたような事実もない、と、この国の官房長官が言い張っています。さらには個人のプライバシーまで暴いて人格攻撃を記者会見でやりました。
 過去を振り返っても、こんな低劣なことをやった官房長官を私は知りません。しかも言語能力や論理性も持ち合わせていないのです。その証明として官房長官の一連の言い訳をわかりやすく表現してみました。

 

お母さんからテストを見せなさいと言われた小学生が、こう答えます。
「ランドセルにテスト用紙を入れたと思うけど、探しても見つからなかった。だから、もともとテスト用紙はないし、テストもやっていないよ!」
呆れたお母さんが、こう問います。
「部屋の机の引き出しは探したの? それとも学校に忘れてきたんじゃないの?」
悪びれもせず小学生は、
「自分の部屋は探していない。学校にあるのかどうかもやっていない」
「どうして?」
「だって必要ないから」
さて、お母さんはどうしたら良いのでしょうか?

 

 お母さんを国民に置き換えてください。生意気な?小学生が安倍政権です。どうですか? ピッタリではありませんか?
 虐待はいけないけれど、まぁ大抵のお母さんなら手を上げそうです。そこまでしなくても厳しく叱るでしょう。もし私なら、たとえ泣きわめこうが暴れようが「テスト」を持ってくるまで許しません。たぶん食事も与えないでしょうね、たとえ虐待と言われても。

 

「確認できないことは無かったことなる」と学校で教わった人はいますか? そんな人はいませんよね。なぜなら、こんなおかしな論法は日本語には存在しないからです。まぁ他の言語でも同じでしょうけど。
 もっと簡単に言いましょう。例えば「見当たらないから今のところは無い」と表現することは日常生活でもあると思います。この場合は、あったはずだけど何処に置いたのか忘れたのであって、存在そのものを否定しているわけではありません。しかしもう一つの解釈ができます。それは、見たような気がするけれど勘違いかもしれない、というものです。この場合であれば存在そのものが疑われます。

 

 ところが官房長官は、調査が十分であったのかどうかも検証せずに、文書が見当たらないのだから存在しないのだ、と言っているのです。しかも、文書が存在しないのだから書かれている内容も事実ではないと、整合性をまったく無視して論理を飛躍させて・・・・
 そしてその傍証は、なんと内閣府の職員が否定しているからという証言のみで、その他の〝証拠〟を何一つ提出していないのです。まぁ、したくてもできないのでしょう、なにしろ内閣府側の記録が〝無い〟ようですから。

 

 実に困ったものです。この論法が通じるのなら、前述した「生意気な小学生の言い分」が通ってしまいます。
 全国の教員のみなさん、または全国の親御さんたちよ、どうしますか? これじゃ「しつけ」や「教育」どころじゃありませんよね。それなのに日本の伝統がどうたらこうたらとか、愛国心や郷土愛を育もうとか。よく言うよ、って感じです。だって自分の都合が悪い時は「ウソ」を突き通して「ごまかす」ことを政府が実践しているのですから。それを官房長官が体現しているのです。実に醜悪で、知性も品性もない行為だと思いませんか?

 

 

問題点のすり替えは安倍政権の常套手段

 先に結論を書いておきますが、前川元事務次官に対する行為は「共謀罪」施行後の世界を先取りしていると言えることです。
 なぜ人格攻撃をするのか? 答えは一つ、反論も反証もできないから。
 もし前川氏の言っていることが「ウソ」だとするなら、それこそ国会に喚問して偽証罪で告発すればよいではないか。絶対多数を持っている自民党なら可能なはずだ。告発は全会一致が原則としているが、数々の慣例を無視している現在の自民党なら、どんな無理でもできるではないか。
 もう一度問います。なぜ証人喚問をしないのか?

 

 改めて言いますが「加計学園疑惑」の問題は文書の有無ではありません。学部新設の認可に正当性があるのかどうか、あるとするのなら、前川氏が指摘した〝四つの条件〟を満たしている〝証拠〟を提出し、全国民が納得できる説明をすればいいのです。
 しかし、お友達だからという理由で便宜を図り、さらには首相権限を行使して、本来なら認められないものを無理に押し通したとするなら、行政が捻じ曲げられたと言われるのは当然ではありませんか。

 

 菅官房長官は「批判は当たらない」とか「指摘された事実はない」と、オウムのように何度も繰り返しているけれど、何が〝当たらない〟のかを説明したことなど一度もありません。さらには内閣府の職員や安倍首相が、指摘されたような言動をしたことはないと言っていますが、それを証明できる「文書」を示したこともなく、終始「証言」のみなのです。この程度の説明で、政府の言っていることが正しい、だから信用しろと言われても、余程のお人好しでない限り無理というものです。

 

 

前川氏への攻撃は「共謀罪」施行後に日常的に起きること

 前川氏への批判形態は大まかに言うと二つあります。一つは人格攻撃をして、この人物は信用に値しないという印象操作です。もう一つは、なぜ現職の時に言わなかったのかというものですが、この言説については「ちゃんちゃらおかしい」と言っておきましょう。

 

 まずは、なぜ文科省だけ天下り問題が表面化したのでしょうか? 経産省や外務省や財務省や農林水産省や厚労省に天下りはなかったのでしょうか? どうして他の省庁も厳しく調べないのでしょうか?

 

 答えは明白です。文科省の反対を当初から認識していたからこそ、反対しそうな官僚たちの行動を公安に調べさせていたのです。そして抵抗したからこそ辞任に追いやった。こんなわかりやすい構図なのに、まったくオメデタイというか、物事の理解能力がないというか。

 

 文科省の天下り問題が表面化した時、なぜ安倍政権が擁護しないのか不思議でした。なぜなら安倍首相はもともと文教族ですし、第一次政権時から文科省は、その意に沿って従ってきたからです。
 なにしろ安倍首相は、喜んで戦争に行くような人間にするための教育や、軍国主義は正しかったから加害の責任などない、だから従軍慰安婦も存在しなかったと、狂信的と思えるほどの自説を掲げています。それに対して文科省は多少の抵抗をしたとしても、結局はそんな政治家に唯々諾々と従ってきたのです。それなのに、なぜ?
 

 けれども、これでようやく合点がいきました。お友達ための便宜を邪魔しようとしたから排除されたのです。そしてその手法は、まるで北朝鮮や中国や冷戦時の共産国家のような「秘密警察」を使って排除する。共謀罪が施行されれば、このような行為が公然と行われるのは間違いありません。

 

 しかし実に恐ろしいことです。一千万部の読者を誇る全国紙が官邸のリークでスキャンダルを記事にする。まさに〝語るに落ちた〟とはこのことですが、けれども現時点では墓穴を掘ったようです。少なくとも世論は官邸の思惑通りにはなっていません。ですが自民党議員や閣僚の一部、そして安倍信者とネトウヨたちは、狂ったように前川氏に対する人格攻撃を加速させています。目的は〝社会的抹殺〟ですが、まさしくこれこそが「共謀罪」の目的なのです。

 

 

私は断固として前川氏を支援します

 前川氏の証言は全て「すじ」が通っています。政策決定の過程を明らかにすることは民主主義の基本だ、というのに異論を挟む余地はありません。これだけでも証言の価値は揺るがないのですが、低劣な人格攻撃の原点になっていることに少し触れておきます。

 

 仮に買春目的だったら、はたして出会い系バーに行くでしょうか? なぜそう思うのかというと、不特定多数が出入りする場所よりもデリヘルを使った方が、スキャンダル面やセキュリティの面でも安全だからです。だって誰の目に触れるかわからないのですよ、現職事務次官というエリートが、そんな無防備に行動するとはどうしても思えないのです。

 

 確かに調査という言い訳は苦しいですが、おそらく単純な好奇心があったのでしょう。まぁ男として、という部分があると思います。これって不思議でも何でもない。そのような場所に来る女性はどんな人なのだろうか、と関心を持つのは男としては自然なことです。
 私は前川氏の性的嗜好に興味はありませんからこれ以上は言及しませんが、例えば未成年者に買春行為を働いたとか、暴力を用いて性的関係を迫ったのなら非難されても仕方がありません。しかしそのような事実はあるのですか? 安倍首相の太鼓持ちと言われているジャーナリストが、逮捕状まで出ていたのを〝揉み消して〟もらったようですが、前川氏はそんな「便宜」を図ってもらったのですか?

 

 前川氏は大企業の御曹司であり、東大法学部出身のいわばスーパーエリートです。省内で人望があったと伝えられていますが、もし女性に対して貪欲なら、彼ほどの立場と環境ならば、銀座や赤坂や六本木に行って愛人になってくれと懇願したら手を上げる女性はそれなりにいるのではありませんか。
 そんな境遇なのに、わざわざランクの下がる(このような差別的表現は翻意ではないが)女性が出入りする場所に行った理由は、そのような女性を好む嗜好があるか、もしくは本人が言う通りの〝調査〟以外はないと考えて差し支えはないでしょう。
 そのように考えると前川氏は、自身のスキャンダルには無頓着だと思えてなりません。要するに周囲の目や評価をあまり気にする人ではないと想像できるのです。そのような人物だとするのなら、地位に恋々としたという官房長官の言説は俄かに疑わしくなります。もしそのような人間なら、スキャンダルには細心の注意を払うはずですが・・・・
 

 人間の行動を損得勘定だけで判断するつもりはありませんが、どう考えても前川氏にとって証言をすることにメリットはありません。むしろデメリットの方がはるかに大きい。なにしろ全メディアに顔を晒し、プライバシーもさらに暴かれる可能性もある。場合によっては家族まで巻き込まれるからです。いや、すでに影響を受けているでしょう。
 前川氏に私怨がないと言ったら嘘になるでしょう。けれども私怨であったとしても、それが正しくて国民のためになるのなら何の問題があるのですか? まさしく「批判はあたらない」のです

 
 私の唯一の心配は、前川氏に危害を加えられることです。生命を狙われるかもしれない。そんな大袈裟な、と言うかもしれませんが、例えば〝精神異常〟を装って命を奪おうとすることは「謀略機関」の常套手段だからです。
 どの時代であれ権力者は、自らに都合の悪い人物を抹殺しようとします。オウム真理教事件だって豊田商事事件だって鍵となる人物が殺されたではありませんか。今回の「加計学園疑惑」でも前川氏のキーマンの一人なのです。くれぐれも身辺警護をしっかりしてもらいたい。と言っても私には何もできませんが、これだけは約束しておきます。前川氏がどんなに人格攻撃されようとも、もし「でっちあげ」で逮捕されようとも、私は前川氏を断固支援します!
 若い人たちは特に注目してくださいね。金子勝慶応大教授がラジオで言っていました。前川氏の価値観と、安倍首相や菅官房長官の価値観は正反対なのだと。そうなのです、これは〝真っ当な価値観〟と〝邪悪な価値観〟との戦いなのです。

 

 そうそう追記として、これだけは言っておきましょう。官僚のみなさん、これからも安倍政権から無理難題を押しつけられると思いますが、その時はスマホでもICレコーダーでもいいから会話を録音しておきましょうね。保身のためでOKですから。そうやって「敵」にプレッシャーを与えましょう。ところで、そろそろ録音したものが出てきても良さそうですが・・・・

 

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カイトアキラ

Author:カイトアキラ
もうすぐ老人と呼ばれる年齢になりました。
今までオートレース・ギャンブルについて書きましたが、今の日本の状況を考えると、たとえ影響力がなくても、もしかしたら若い人たちに響いてくれたら、という微かな希望を持ってブログを続けようと思います。
偏っていると感じるかもしれませんが、私は個人ですので、ご了承の程をお願いします。

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