この国の未来を考える

サルには理解できないが、人間の子供でも理解できる「森友・加計」事件の本質

いっそのこと公開討論で決めたら?

 相変わらずというか、未だに御用評論家や御用ジャーナリストたちが文科省を抵抗勢力とか岩盤規制とか言っています。あまりにアホらしいので言及しませんが、高橋洋一氏の言説に対して決定的に論破している記事がありましたので参考までに紹介します。

 

加計問題での防衛線「挙証責任」「議論終了」論の崩壊

BLOGOS 郷原信郎)

 

 多少読みにくい部分もありますが、元検事らしく詳細を時系列に追って核心に迫っています。結局は高橋氏の言説を信じるか、それとも郷原氏の言い分を信じるかですが、少なくとも論理的な思考ができる人間なら、どちらに説得力があるのか理解できるはずです。

 

 さらには先日の参考人質疑に登場した、加戸守行・前愛媛県知事の証言がネットで持てはやされていますが、これもまったくの見当はずれというか、今回の問題とは何の関係はありません。要するに、加戸氏がいかに「加計学園」の進出を願って努力したとしても、それこそ選定の際に、そのような事情が考慮されてはいけないはずです。なぜなら「行政」は、何人に対しても「公平・公正」でなければいけないからです。

 

 今回の問題の本質は規則や原則を捻じ曲げたことであり、それを行政府の長が指示したのではないか、という疑念です。森友学園では国有地払下げの規定が捻じ曲げられ、加計学園では自ら決めた「四原則」を無視した。こんな単純な構図でありながら、未だに真相が解明できないのは国会が機能していないからですが、国政調査権を活用するためには勢力図が変わらない限り絶望的です。残念ながら・・・・

 

 そこで提案です。質疑に応じると安倍首相が言っているようですが、今さら「こんな人」の話など聞いても時間の無駄だし、これだけ状況証拠が揃っていても否定するに決まっています。ですから、国家戦略特区のワーキンググループで交わされた議論を国会でやり直したらどうですか? もちろん全てをインターネットで中継してもらいますが
 WG(ワーキンググループ)の座長だか何だか知りませんが、その人は「一点の曇りもない」と発言しているのですから堂々と議論すればいい。そして文科省や野党が抱いている疑問を論破すれば良いのです。どうですか? それとも自信がない?

 

そしてもし実現したら(まぁ無理かな)、どちらに説得力を感じたか愛媛県民に投票してもらうのです。なぜなら九十六億円もの税金を投入するのですから、加計学園についての最終決定権は、その税金を負担する人々に委ねるのが一番真っ当だと考えるからです。これならどのような結果になったとしても誰からも異論が出ないと思いませんか?



やっぱり「お金」が絡んでいると思っていました

ここへきて補助金に関する疑惑が取り上げられるようになりました。森友については補助金詐取容疑で家宅捜索を受け、籠池氏の逮捕も時間の問題と報道されています。けれどもここで見落してはいけないのは、両者に共通しているのは何かということです。それは「建設費の水増し」疑惑です。
 森友では金額の異なった三通の見積書が作られ、提出先もそれぞれ違っていました。加計学園では、今治市に提出した建設費が水増しではないかと指摘されています。

 

加計学園に建設費〝水増し〟疑惑96億円補助金の怪しい根拠

(日刊ゲンダイ・628日記事より)

 

 記事によると、今治市に提出された獣医学部の建設費は約148億円。施設面積は約9840坪ですから坪単価は約150万円になります。一般的な鉄筋コンクリート造りのビルなら、およそ坪70万~80万と言われているのは本当です。ただしこれはあくまでも目安で、設計や使用する材料、または設備等で変わってくるのは当然です。
 記事の中にもある通り、学校や病院や高級ホテルになれば坪単価はさらに高くなります。大学校舎、しかも獣医学部であれば設備も特殊になるはずで、そのような建設に関わったことのない私では正確な数字はわかりませんが、記事で示された数字はだいたい妥当な線だろう思っています。
 ですから150万という単価は確かに高い。しかも今治市は、補助金を拠出する議案を可決してから図面や見積りの算定を開始したらしい。役所の建築課が甘ちゃんなのは知っていますが、呆れるというか、いくらなんでもそんなことがあり得るのかと思いました。さらには「算定根拠がわからない」とか言っているようなので、私は今治市民に同情してしまいます。

 

 私は建設業界に籍を置いていましたが、こんなズサンなやり方は知りません。公共事業とは言えないかもしれませんが、税金を投入する以上こんないい加減で良いのでしょうか? 今治市民や愛媛県民はもっと怒るべきです。もし民間で、事前に査定をしなかったら担当者は間違いなくクビですよ!

 

今治市の問題は別として考えなければいけませんが、問題の根本は補助金制度にあります。以下は私の体験です。
 以前に小さな会社をやっていましたが、その時に顧問をしてもらっていた会計事務所から、雇用をする時は事前に話をして欲しいと言われたことがありました。その理由は、人を雇う際には色々な補助金制度が自治体にはあるらしく、それを使わないのはもったいないということでした。確かに人件費に対していくらかでも補助があれば経営的には助かりますからね。もちろん条件がありますから私の場合は使う機会がありませんでした。

 

もう一つは、条件さえ整えば建設関係では低利の公的融資が意外に多いことです。けれども銀行は絶対に紹介してくれません。まぁ、自分のところで融資をしたいから当然と言えば当然ですが。ところが融資に詳しい人に言わせると、国や県は基本的には使ってほしくないと考えているようです。言われてみれば確かに周知をしていませんね。本末転倒も甚だしい限りです。

 

なぜ上記のようなことを書いたのかというと、補助金制度や公的融資制度は、まずは専門家でないと存在すら知らないということです。専門家とは、補助金なら行政書士や弁護士。公的融資なら経営コンサルタントや会計士、もしくは銀行員や税理士でしょうか。要するに「素人」だけでは申請などできないということです。

 

籠池氏は、補助金申請や見積りなどは顧問弁護士と建設会社に任せきりだったと証言しましたが、これは事実だろうと私は思っています。なぜなら例えば、小学校の校舎に特定の材料を使えば補助金の出ることを知っていたとしても、それを見積りに反映させるには建築の知識がなければできないからです。ですから見積書の作成も補助金申請も籠池氏がやったとは思えない。実行したのは、おそらく元顧問弁護士と建設会社だと考えて間違いないでしょう。事実、大阪地検は事情聴取を両者からしたという記事を目にしました。


加計学園については決定的な構図が浮かび上がってきました。現職衆議院議員の親族企業という存在です。


 自民党・逢沢一郎議員の親族企業が加計の獣医学部建設を高額受注

AERAdot


 以前から私は、いったいどの建設会社が受注したのか気になっていました。さらには設計と工事監理は加計学園のグループ企業とは・・・・。これは建設業界にいた者なら誰でもピンと来ます。いわゆる「ずぶずぶ」の関係、もしくは「出来レース」。要するに関わりのない企業は一切参入できない仕組みになっているという意味です。

 

 さてここで「水増し疑惑」です。いったい何のために? 改めて指摘する必要もないですが、ありきたりの言葉を使えば「キックバック」を前提としていることです。おそらく受注総額の一割程度かな・・・・。で、そのキックバックされた金はどこへ流れるのか???

 

ある程度は予想できますが、あまり具体的に書くと名誉棄損のおそれがありますので控えます。けれども、そんなに難しいことではありません。むしろ、あまりに単純な構造なので拍子抜けしているくらいです。これがドラマだったら「簡単過ぎるだろう」とテレビの前でツッコミを入れられるでしょう。
 ここで言えることは一つ、補助金〟という甘い汁に群がる連中と構図です教育行政は補助金の宝庫と言われているようですが、この問題を突き詰めると「高等教育無償化」の本当の狙いがわかります。この件については別の機会にします。

 

 たぶん新聞社は調べ始めていると思いますが、全容を掴めることが出来るのは「捜査権」のある検察にしかできません。現状では捜査に向かうことはないと思いますが、安倍政権が退陣に追い込まれれば着手するかもしれませんね。それは昔を思い出せばわかります。ロッキード事件では田中角栄氏が退陣してから。リクルート事件は逮捕も含む本格的な動きが始まったのは竹下政権が退陣してからでした。
 検察は意外に世論に弱いのです。本当に悪人たちを懲らしめたいのなら、安倍首相を辞めさせるための声を、もっと強く、さらには持続させる努力を国民がしなければなりません。

 

 

「安倍さん、辞めてください」を共有するために

これは常々考えていたことなのですが、この国に本当の意味で民主主義を定着させるためには、例えば隣の韓国で起きた「ロウソク革命」、または2004年のウクライナで起きた「オレンジ革命」、さらにはアラブの春として代表的なチュニジアの「ジャスミン革命」、そして少し前の話になりますが、独裁者・マルコス大統領を退陣と亡命に追い込んだ、フィリピンの「ピープル革命」などのような民衆の連帯が必要なことです。

 

これらに共通していることは全てが「非暴力」であり、あらゆる階層の民衆が立ち上ったこと。そしてもう一つは、いずれも「シンボリックなカラーや物」があったことです。韓国なら名前の通りロウソク、ウクライナではオレンジのリボン、チュニジアでは国を代表する花、そしてフィリピンでは黄色のリボンをシンボルとしました。

 

そこで提案です。市民団体でも、元シールズの若者でもいいから、シンボリックな物を作ってもらえませんか? リボンでもワッペンでもミサンガでもいい、とにかく身体やバッグなど、または車などにも付けることのできる物ならOKです。ただし、わかりやすくするために色は統一してください。
 なぜかというと、デモに行ける人は良いのですが、行きたくても行けない人は意外と多いのです。けれども気持ちは同じですから、デモをしている人たちと〝思い〟を共有したいと願っているのです。さらには意見表明が苦手とか、声を出すのはちょっと、という人もいるでしょう。でも〝私は怒っている〟という意志を示したいと思っている人のためでもあります。

 

特に意見を言うとか、何か行動するとかはしなくていい。それぞれができる範囲で行えば十分です。例えば、リボンを絶えず付けて通勤をする、いつも持ち歩くカバンやバッグにワッペンやシールを貼っておく、または自家用車にも。
 そして、もし「安倍さん、辞めてください」を共有するシンボルを付けている人に出会ったら、視線を合わせるだけ、できたら会釈をしてください。その時には緩やかな「連帯」が成立したのです。それは、とてつもなく大きなパワーになると思いませんか?

 

こういう仕事は若者がやるべきことですよ。どうですか? あなたの発想で世の中を変えるきっかけを作ってみませんか? 出来上がったら真っ先に買いますよ! ただし安価でね(#^.^#)

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Author:カイトアキラ
もうすぐ老人と呼ばれる年齢になりました。
今までオートレース・ギャンブルについて書きましたが、今の日本の状況を考えると、たとえ影響力がなくても、もしかしたら若い人たちに響いてくれたら、という微かな希望を持ってブログを続けようと思います。
偏っていると感じるかもしれませんが、私は個人ですので、ご了承の程をお願いします。

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